月桂冠総合研究所

100周年記念講演会

研究所創立100周年
記念講演会を開催

研究所創立100周年の記念講演会を、2009年10月2日、月桂冠昭和蔵(京都市伏見区片原町)で開催、経営幹部や研究所員、関連部門の社員など約80名が出席して聴講しました(非公開)。

京都大学名誉教授の清水昌先生(月桂冠技術顧問)に、「微生物研究の過去・現在・未来」と題して特別講演を行っていただきました。また、歴代の研究所長、研究所に関わった元社員や現役研究所員など7名がリレー形式で講演を行いました。研究所創立当時の当主・大倉恒吉氏との思い出、年間を通じて酒造りを可能にした四季醸造蔵の建設、新規醸造技術の確立、吟醸酵母の開発秘話、先端技術を駆使した麹菌・酵母の解析と今後の展望、製品開発にまつわる現在の取り組みなどの話題をつなぐことで、研究所の100年を振り返りました。

特別講演の様子
特別講演の様子

月桂冠では、企業コンセプト「健をめざし、酒(しゅ)を科学して、快を創る」に基づき事業活動を展開しています。100年以上前に大倉恒吉が酒造りに科学技術を導入しようと抱いた志は、「酒を科学して」とのフレーズに象徴させ、現在の活動に受け継いでいます。次の100年に向けて新たな歴史を刻むべく、これからも精進して参ります。