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江戸期

徳川三代将軍・家光の時代に、月桂冠の前身「笠置屋」は京都伏見の地で酒屋を創業。伏見は城下町、港町、宿場町として発展し、交通の要衝としてにぎわいを見せるようになります。しかし、幕府の減醸令による酒造制限や、京の市中への他所酒の移入禁止、鳥羽伏見の戦で伏見の街が兵火にみまわれ、伏見酒には苦難が続きました。江戸期の笠置屋は、地元を中心に商う小さな造り酒屋で、その生産量はおよそ数百石(1石は180リットル)にすぎませんでした。

1637年(寛永14年)9月

  • 初代・大倉治右衛門が伏見馬借前で酒屋を開業。屋号を「笠置屋」、酒銘を「玉の泉」と称した

印菰原図「玉の泉」印菰原図「玉の泉」

月桂冠の出来事

1600年(慶長5年)
関ヶ原の戦がおこる

1603年(慶長8年)
江戸幕府が開かれる

1633年(寛永10年)
鎖国令が出される

1635年(寛永12年)
参勤交代制が始まる

1637年(寛永14年)
島原・天草の乱がおこる

1673年(寛文3年、延宝元年)
幕府が「寒造り」以外の醸造を禁止。酒造りは冬場に集約され、季節労働に依る産業構造が定着していく

1696年(元禄9年)
もろみに焼酎を添加する柱焼酎の初見

一般・業界の出来事

1718年(享保3年)

  • この年の勘定帳に「新酒」「古酒」「南蛮酒」などの記載が見られる

勘定帳(江戸期~明治期)勘定帳(江戸期~明治期)

1723年(享保8年)

  • この年の勘定帳に「味醂酒」の記載が見られる

1783年(天明3年)

  • 酒造高が148石8斗となる
月桂冠の出来事

1716年(正徳6年、享保元年)
享保の改革が始まる

1727年(享保12年)
米相場会所が大坂に設けられる

1787年(天明7年)
寛政の改革が始まる

一般・業界の出来事

1804年(文化1年)

  • 酒造高が240石となる

1828年(文政11年)6月

  • 8代目の治右衛門が「倉」を普請する。1833年(天保4年)には「造り蔵」、1840年(天保11年)には「居宅」と相次いで普請する

大倉家本宅(現存、大正初期撮影)大倉家本宅(現存、大正初期撮影) 月桂冠の出来事

1841年(天保12年)
天保の改革が始まる

1853年(嘉永6年)
ペリーが浦賀に来航
パスツールが微生物の発酵を証明

1858年(安政5年)
安政の大獄

1860年(安政7年、万延元年)
桜田門外の変

一般・業界の出来事

1866年(慶応2年)

  • 手動式の消火ポンプを笠置屋の銘入りでつくる(月桂冠大倉記念館に所蔵、展示)

手動式消火ポンプ「応龍水」手動式消火ポンプ「応龍水」

1868年(慶応4年)1月

  • 鳥羽伏見の戦で近隣は兵火に包まれたが、大倉家本宅と酒蔵は被災を免れる

月桂冠の出来事

1862年(文久2年)
伏見寺田屋での薩摩藩による騒動

1867年(慶応3年)
大政奉還による王政復古

1868年(慶応4年、明治元年)
鳥羽伏見の戦で伏見の酒造家が被害を受ける
江戸が東京と改称
明治と改元される

一般・業界の出来事
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