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月桂冠ニュース(200804_01) 2008年4月1日

環境保全型農業推進コンクールで大賞受賞

JA東びわこ、酒粕肥料を使った米作り
 

酒粕肥料を使った米作りに取り組む「JA東びわこ稲枝酒粕米部会」(滋賀県彦根市)が、全国環境保全型農業推進コンクールで大賞にあたる「農林水産大臣賞」を受賞、3月25日に授与されました(主催:全国環境保全型農業推進会議、後援:農林水産省、全国農業協同組合、日本生活協同組合連合会、今年で13回目)。「食品産業関係者、農業団体等が一体となって取り組んでいる環境保全型農業の将来モデルとして評価」(主催者)されたものです。
このコンクールは、1995年度から毎年実施されています。今回、全国の環境保全に関わる農業の取り組みの中から、大賞(農林水産大臣賞)の上位8点のほか、優秀賞22点、奨励賞17点、特別賞2点が選ばれました。

JA東びわこ稲枝酒粕米部会は、月桂冠と共に、循環型の農業と酒造りに取り組んでいます。もろみから酒をしぼったあとに残る酒粕を加工した有機質の肥料で稲を栽培し、収穫された米で酒を造ります。酒粕には、米由来のデンプン、麹や酵母由来のタンパク質や繊維質などの有機物が多く含まれており、特にタンパク質中の窒素成分が稲の成長に有効です。この試みは1996年から開始しました。圃場への酒粕肥料の撒布方法など試行を繰り返し、肥料を粒状化する方法に至りました。栽培に工夫を重ねながら施肥の方法を確立し、酒粕肥料による米作りが継続されています。

滋賀県彦根市稲枝地区では、琵琶湖の水質への影響を少なくするため、従来から有機質肥料の割合を高めるなどしてきました。酒粕肥料による米作りは、環境への配慮をさらに進めるものとなりました。2004年には酒粕肥料栽培米が、環境負荷を減らす技術で生産された「環境こだわり農産物」として、滋賀県から認証されました。さらに2007年、JA東びわこ稲枝酒粕米部会の全会員が「エコファーマー」(持続農業法=持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律、第4条に基づく)に認定されました。

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