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「月桂冠大倉記念館」 入館者250万人を突破

2015年3月18日

「月桂冠大倉記念館」 入館者250万人を突破

▲250万人目のお客様は京都府八幡市からお越しの江野智義様、江野邦代様ご夫妻(写真左から3人目、4人目)。感謝状と角樽に詰めた日本酒を贈呈した。

月桂冠株式会社が運営するお酒の資料館「月桂冠大倉記念館」(京都市伏見区)は、1987年(昭和62年)5月15日の一般公開以来、今年3月17日(火)午前10時40分に250万人目のお客様をお迎えしました。250万人目のお客様は京都府八幡市からお越しの江野智義様、邦代様ご夫妻。感謝状と記念品(日本酒:角樽 特撰本醸造)、月桂樹で作った月桂冠、花束を月桂冠株式会社・常務取締役 市川英治、同・取締役総務部長 水津哲義から贈呈しました。

●月桂冠大倉記念館

かつての酒造用具の展示や月桂冠の歴史を通じて、伏見の酒造りをわかりやすく紹介する資料館です。1909年(明治42年)建造の酒蔵を改装し、1982年に開設し、当初は当社へのお客様などにご見学いただきました。創業350年にあたる1987年に一般公開し、以来、2002年度に入館100万人目、2007年度に150万人目、2011年度には200万人目のお客様をお迎えしました。

館内には酒造りの作業に合わせ唄われてきた「酒造り唄」が流れ、かつての酒蔵の雰囲気を再現し、京都市の有形民俗文化財に指定された6,120点の酒造用具のうち、代表的な約400点を酒造りの工程にしたがって展示しています。また、江戸期・享保3年(1718年)から記された当社に残る最古の勘定帳、明治期に創設し酒造りへの科学技術の導入により品質を高める基となった大倉酒造研究所関係の遺物、駅売りの酒の先駆けとして発売したコップ付きのびん詰酒、昭和初期の広告ポスター原画などを展示しています。今年は、1905(明治38)年4月8日に「月桂冠」を商標登録して以来110周年にあたることから、当時の「商標登録證」を展示品として追加しています。

伏見城の城下町として発展した界隈には、城下町時代の町割りや運河が巡り、坂本龍馬が逗留した旅籠・寺田屋や伏見奉行所跡などが所在し、歴史探訪を目的にお越しの方もおられます。その中で、当館を含む酒蔵群は、「酒どころ伏見」観光のランドマークの一つとして知られるようになりました。

近年では、国内だけでなく、海外からの旅行者の皆様にも多くお立ち寄りいただいています。2013年から館内の展示説明を日本語のほか英語、中国語、韓国語で表示するほか、パンフレットは日本語版、英語版のほかに、繁体字中国語(伝統的中国語)版、韓国語版を2014年から準備し、当社ウェブサイトからのダウンロードもできるようにしています。今年3月10日にはWi-Fi(KYOTO Wi-Fi)を設置し、お客様の携帯端末により、インターネットに無料接続できるサービスを開始しました。

名称 月桂冠大倉記念館
所在地 〒612-8660 京都市伏見区南浜町247番地
電話 075-623-2056
開館時間 午前9:30~午後4:30  (休館日:盆、年末・年始)
入館料 大人=300円、中学・高校生=100円
おみやげ付き 純米酒(180ML)1本(未成年の方は「月桂冠大倉記念館絵はがき」 )

(関連情報)

伏見の酒造りと日本酒の歴史を伝える 月桂冠大倉記念館

月桂冠大倉記念館「見学のご案内」>「パンフレットダウンロード」「Wi-Fi 」

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