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伏見酒造業、明治期からの発展、挑戦と創造の歴史を紹介
京都府立京都学・歴彩館「京都学ラウンジ」で
企画ポスター展示

2018年1月12日

伏見酒造業 明治期からの発展 武家~商人の町で培われた挑戦と創造の歴史~

今年は明治維新(1868年)から150年の節目にあたることから、月桂冠株式会社では、「伏見酒造業、明治期からの発展、武家~商人の町で培われた挑戦と創造の歴史」と題したポスター展示を、1月12日(金)から同31日(水)まで、京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区下鴨半木町)館内の「京都学ラウンジ」で実施しています(平日:9時から18時、土日:9時から17時)。京都・伏見の酒造業が明治期から大きく発展していった歴史を、月桂冠が所蔵する古写真や史料の画像などを交えて、A1サイズ(594×841mm)のポスター13枚により紹介するものです。

伏見の酒は江戸時代、主に地域の人たちや旅人に向けて地元で商われていました。それが明治時代のなかば頃から、鉄道輸送の発展を力として、東京をはじめ日本全国に販路を広げました。また、酒造メーカー初の研究所(大倉酒造研究所)が伏見で創設され、酒造りへの科学技術導入により品質の向上を成し遂げ、全国で評判を得るようになりました。さらに、酒造りや販売の拡大と共に経営の近代化にも取り組みました。これらのことが相乗し、日本酒主産地の一つとしての地位を確立するに至りました。

展示ポスターでは、明治という時代の大きな社会変化の中で、伏見の酒造業者がリーダーシップと団結により新たな挑戦を繰り返し、創造的な成果を産み出していったことを主軸として紹介しています。その背景には、伏見の地が武家~商人の町として移り行く中で、来るものを拒まず受け入れる気風が醸成されたことや、人の流動性が高く自由闊達な雰囲気があったことなどを織り込んで全編を構成しました。

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