月桂冠「特撰」720mLびん新発売
IWC2018で「ゴールドメダル」受賞
高品質で価値ある逸品と認定

国際的な酒類品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）2018」のSAKE部門で、「ゴールドメダル」を受賞した月桂冠「特撰」の720ｍLびんを、2018年7月10日から新発売します。醸造に適した上質の原料米をていねいに磨いて、低温でじっくり醸し、適度の熟成で香味を整えた本醸造酒です。「特撰」は同品評会で、「ゴールドメダル」と同時に、高品質でコストパフォーマンスに優れている酒を選ぶ「グレートバリュー・サケ」にも認定されています。これまで、「1.8Lびん」「300ｍLびん」の2アイテムを発売してきましたが、受賞を機に、食卓の酒として手頃な中容量で、優雅な香りと上品でふくらみのある風味をお楽しみいただけるよう、「720ｍLびん」を追加して発売するものです。

「特撰」は、かつて日本酒に級別制度があった時代の「特級」の酒であり、高級クラスの商品として認識されてきました。月桂冠では、級別制度が廃止されて以降、商品選択の目安となる新呼称として「特撰」と名付け、高級クラスの酒に位置づけて商品化を継続しています。優雅な香りと上品でふくらみのある風味により、料理の食味を邪魔せず調和をもたらすという特性を備えていることから、現在に至るまで、月桂冠の地元・京都の料亭などでも多く採用されています。

「特撰」が「ゴールドメダル」を受賞したIWC（本部・イギリスロンドン）は、1984年に創設された世界最大規模と称されるワインの品評会です。「ワイン部門」に加えて、2007年、新たに「SAKE部門」が設けられ、今年で12回目を迎えました。IWCの審査は、厳しいプロセスに準拠しており、「マスター・オブ・ワイン」（最難関のワイン資格）所持者や、ソムリエ、バイヤー、ライターなどの業界関係者によって、公平に行われています。2018年の「SAKE部門」へのエントリーは過去最高の1,639銘柄で、うち97銘柄が「ゴールドメダルを受賞しました。うち本醸造カテゴリーでは、月桂冠「特撰」含む5銘柄が「ゴールドメダルを受賞しています。さらに、ゴールドまたはシルバーメダル受賞酒の中から優れたコストパフォーマンスの酒（720mL換算で10万本以上を生産し、小売価格1,000円以下）として、「SAKE部門」の全エントリーの中から、月桂冠「特撰」含む3銘柄だけに「グレートバリュー・サケ」が授与されました。

月桂冠では、基本理念の一項目に「QUALITY（品質第一）」を掲げ、「常に消費者の満足を獲得できる世界最高品質の商品」を「競争力のある価格で提供する」ことを旨としています。そのことが評価され、「特撰」が「ゴールドメダル」受賞と同時に「グレートバリュー・サケ」に選ばれたものと考えています。同品評会で認められた、高品質で価値ある逸品を、食卓に供していただき、料理と共に手軽にお楽しみいただければと考えています。