2018年7月31日
月桂冠株式会社(社長・大倉治彦)は、糖質やプリン体の摂取量を気づかう方におすすめの日本酒「糖質70%オフ・プリン体ゼロ」(※1)を、酒質と、容器を刷新して発売します(全国で2018年8月27日から)。「糖質70%オフ」と「プリン体ゼロ」の二つの機能を同時に実現した日本酒で、糖質やプリン体の摂取量を気づかう健康意識の高い方などのニーズにお応えして商品化しました。「爽やかなキレの辛口」で、糖質を70%オフにしながら苦味や渋味を抑えた酒質としました。今回のリニューアルでは、月桂冠総合研究所が独自に育種した新酵母を用いて醸造、酸味を低減することにより酒質のバランスを整え、従来品に比べ、より日本酒らしい味わいを実現しました。容器のデザインは、糖質オフ・ゼロ日本酒をイメージする緑色を基調としたものに刷新しました。パッケージ正面には、「糖質70%オフ」「プリン体0(ゼロ)」の文字を、金色と緑色を使ったストライプのリボンの図柄に重ねました。さらにお客様が味わいをイメージできるよう、パック正面の左肩にあるエンブレムと容器の下部に「爽やかなキレの辛口」の文字を表示しました。
プリン体は、肉、魚、野菜、穀物など食品全般に含まれており、体内で分解後、尿酸として排出されますが、摂り過ぎて蓄積されると痛風などにより健康を損なう危険があると言われています。アルコール飲料にもプリン体が含まれており、日本酒はビール、発泡酒に次いで多いものとなっています(※2)。月桂冠では、日本酒で難しかったプリン体を低減する製法の開発を進め、日本酒の仕上げ工程でプリン体を吸着除去するのに最適な法則を見出すことに成功しました。その技術が日本酒で初めてのプリン体低減特許製法として登録されました(2013年6月28日、特許 第5302377号)。さらに、当社の調査により、「プリン体ゼロ」の日本酒に付加してほしい機能として、「糖質オフ」が期待されていることがわかり、糖質オフの日本酒をベースに、香味を維持しながらプリン体がカットされた日本酒の開発を進めました。その技術は、特許としても登録され(2015年10月16日、特許 第5824180号)、「糖質70%オフ・プリン体ゼロ」の日本酒を商品化したものです。
月桂冠では、2008年9月に日本酒で初めての糖質ゼロ(※3)の商品を発売、以来、糖質の摂取量を気づかう方を中心に支持を広げてきました。2017年2月には、「プリン体ゼロ」の日本酒を全国で発売、2017年8月、「糖質70%オフ・プリン体ゼロ」の日本酒を発売しました。現在では、糖質オフ・ゼロ日本酒の市場で、月桂冠の販売金額は約5割と圧倒的なシェアを占めるようになっています(※4)。
商品名 | 月桂冠「糖質70%オフ・プリン体ゼロ」 | |
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容量・容器 | 1.8Lパック | 900mLパック |
参考小売価格(消費税別) | 1,396円 | 716円 |
アルコール分 | 13度以上14度未満 | |
テイスト | 甘辛=辛口、濃淡=超淡麗 | |
メーカー出荷単位 | 6本入ダンボール詰 | |
発売日 | 2018年8月27日 | |
販売地域 | 全国 |
商品についてのお問い合わせ先:
「お客様相談室」 TEL:0120-623-561(9時~17時、平日のみ)
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