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鏡開きの方法


「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味します。めでたさを象徴する儀式ですから、鏡開きといいます。

樽酒の解き方

上巻紙
図A
化粧ごも
図B
酒樽
図C

図Aの「上巻紙」を解いて下さい。
図Bのように豪華な「化粧ごも」があらわれます。
この「化粧ごも」は解かないで、このままご使用ください。 (中に図Cのような酒樽が入っています。)

使用する道具 (用意するもの)
  1. タオル・ふきん
  2. はさみ
  3. 金べらまたはくぎ抜き
  4. 木 槌
  5. 締木(たがをさげるための木片、大きさ10cm×5cm×1cm程度のもの)
  6. お茶こし

鏡開きの方法

手順1 手順2 手順3
最初に上部の太縄を樽の肩より長めの位置(矢印の部分)で切ります。細縄は菰に編みこんである部分から切り取ってください。 菰を樽の肩の線から10cmの長さに切ったあと、内側(樽側)に向けて折りこみます。4ケ所の太縄は、菰を編んである紐などを用い、肩の位置で結びます。
そして結び目より2cmほど上部で切りそろえてください。3図の様になります。
別の簡単な方法として、樽の肩の線にそって菰をはさみで切りそろえていただいてもけっこうです。
手順4 手順5 手順6
図のように樽上部の2本のたがのうち、下のたがに、締木をあて、木槌でたたき2cmほどさげてください。
前、右、後ろ、左、前・・・の順に、回りながらたたきます。同じように上のたがも2cmほどさげます。(たがをさげすぎると酒がもれますので、ご注意ください。)
※図では菰を取っていますが、実際には菰が巻かれたまま作業します。
鏡の上のわらくずをタオルか、ふきんで、きれいにふきとってください。
金べらまたはくぎ抜きを樽と鏡の間に木槌で打ちこみ、ゆっくりとこじあけてください。
同じ要領で、左右交互にあけるようにすると、樽口をいためず、スムーズに開けられます。
手順7 手順8  
鏡をとりはずしたあと、お酒に浮いているわらくずを茶こしなどですくいとってください。中のお酒は乾杯用として、鏡開きの前に2〜3割りの分量を、桝などにとりわけておきます。
(お酒がいっぱいのままですと鏡開きのとき、お酒がとびちることがあります。)
鏡の中心をつないでいる目くぎをきりとるか、とりはずして形を整え、再度樽にのせてください。  

鏡開きの儀式

  1. 木槌に紅白のリボンを結び、鏡の中央に置きます。
    これで準備が整いました。

  2. ふたの合わせ目の端を木槌でたたけば、鏡がひらきます。(強くたたきすぎると、開いた鏡が中にはいり込み、酒がとびちることがありますので、ご注意ください。)
    なお、桝、杓の他に杓置き、入山形(まねき板)をご用意いただきますとより豪華さが増します。
    また、氷を入れたビニール袋を樽の中にいれ、お酒を冷やしますと、さらにおいしくお飲みいただけます。

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