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幕末散策路 坂本龍馬ゆかりの地を歩く

伏見の市街地の1キロメートル四方を巡り、幕末の歴史を訪ねる散策コース。この地区は、JR奈良線、京阪本線・宇治線、近鉄京都線などの最寄り駅から近く、京都市街、大阪・奈良方面からの交通の便も良い。史跡などの見どころに加え、商店街や飲食店も多彩で気軽に訪ねやすいコースです。部分的に行程を組み合わせたり、逆のコースをたどったり、さらに足を延ばして近隣のスポットを訪ねるなど、このモデルコースをご参考に散策をお楽しみください。

<散策時間>
早足で巡れば約30分(見学時間を除く)、各所を見学しながら巡れば約2時間
<みどころ>
豊臣秀吉が築城した伏見城の大手門から続く大手筋。町の中心を伏見大手筋商店街が貫き、それに伏見風呂屋町商店街、納屋町商店街、油掛商店会、竜馬通り商店街、中書島繁栄会、中書島柳町繁栄会などの歴史ある商店街が連なり、洛南最大の商業地区を形成、賑わいを見せています。
寺田屋で襲撃された坂本龍馬が、傷を負って避難した材木納屋、寺田屋の旧跡地、川べりからの酒蔵風景のながめ、鳥羽伏見の戦いの遺物を展示する月桂冠大倉記念館、伏見奉行所跡など、幕末の伏見を思い描きながら各所をご探訪ください。
桃山御陵前駅(近鉄奈良線)、伏見桃山駅(京阪本線)、桃山駅(JR奈良線)

各駅から西へ、アーケードの伏見大手筋商店街の賑わいを楽しみながら進みます。アーケードを抜け、信号を越えてさらに進むと、伏見城の外濠だった濠川にかかる大手橋に至ります。この橋の西詰めに、コース最初のスポットとなるBの「坂本龍馬、避難の材木小屋跡」石碑があります。

「坂本龍馬、避難の材木小屋跡」石碑【伏見区過書町】

「坂本龍馬、避難の材木小屋跡」石碑大手橋の西詰・北側に石碑が建っています。坂本龍馬が避難した材木納屋は、実際には大手橋の東詰より南側の「村上町」にあったと伝えられます。本散策コース上でもそのあたり(濠川東岸)を通過します。阿波橋を過ぎ、濠川と宇治川派流の合流点にかかる、であい橋からは東方面の京橋へと進みます。であい橋から南へ進めば、伏見港公園、三栖閘門と資料館(伏見区葭島金井戸町)に向かうことができます。

「伏見口の戦い激戦地」石碑【伏見区表町】

「伏見口の戦い激戦地」石碑京橋の北詰・東側に川岸から道路への階段があります。ここから竹田街道へ上がってすぐの歩道脇に石碑が建っています。京橋から北へ2ブロック進むと、信号のある交差点北東の「電気鉄道発祥の地」石碑や、油懸地蔵尊のある西岸寺(いずれも伏見区下油掛町)を訪ねることができます。

「伏見長州屋敷跡」石碑【伏見区表町】

「伏見長州屋敷跡」石碑Cの「伏見口の戦い激戦地」石碑から南へ、京橋を渡り、信号のある交差点まで下ると、道路をはさんで向かい(竹田街道の西側)の伏見土木事務所前に石碑が建っています。 竹田街道東側の伏見みなと公園入り口から、昔ながらの装いの今富橋(伏見区表町~西柳町)を経て、蓬莱橋へ向かいます。蓬莱橋の南東側の子楽園(児童公園、公衆トイレ)で小休止が可能です。蓬莱橋を越えて北へ進むと龍馬通り商店街、南へ進むと中書島駅(京阪本線)に至ります。

旅籠・寺田屋と旧跡地【伏見区南浜町】

旅籠・寺田屋と旧跡地蓬莱橋を北側へ出て、東西を走る南浜通りを西へ進むとすぐに「寺田屋」に到着します。寺田屋の旧跡地は、現在、史跡公園の趣となっており龍馬像も建っています。庭園西側の旅籠の建物は見学が可能です。

酒蔵風景・月桂冠内蔵酒造場【伏見区本材木町】

酒蔵風景・月桂冠内蔵酒造場蓬莱橋の南詰・東側の階段から川岸へ下り、 宇治川派流沿いの遊歩道を東へ、道なりに進むと、昔ながらの酒蔵風景(月桂冠内蔵酒造場)を望むことができます。酒蔵は南側(右側)から、前蔵・中蔵・奥蔵と切妻屋根が連なっています。川沿いの道路に上がり、弁天橋を渡って北(酒蔵方面)へ進めば、月桂冠大倉記念館に至ります。

月桂冠大倉記念館【伏見区本材木町】

月桂冠大倉記念館お酒の資料館として、昔ながらの酒造りに用いられた用具類や明治期のびん詰め酒、広告ポスターなどを展示。月桂冠の歴史、日本酒産業の歩みを垣間見ることができます(開館:9:30~16:30、電話:075-623-2056)。 月桂冠大倉記念館から、酒蔵に沿って北へ進めば、江戸期建造の大倉家本宅(非公開、伏見区本材木町)へと至ります。酒蔵兼居宅として用いられた建物で、表構えには特有の酒屋格子が見られます。この本宅前には、遠見遮断(四辻の四当り)が残っており、伏見奉行所防衛のため街路がL字型に配されています。

伏見夢百衆【伏見区南浜町】

伏見夢百衆大倉家本宅の北西に位置する、大正8(1919)年建造の月桂冠旧本社。現在、観光案内・喫茶・お土産販売店を、地域の街づくり会社・伏見夢工房が運営しています(月曜日休み、電話:075-623-1030)。

「伏見土佐藩邸跡」石碑(月桂冠情報センター前)【伏見区南浜町】

「伏見土佐藩邸跡」石碑(月桂冠情報センター前)伏見夢百衆から、北へ進むと月桂冠情報センターに至ります。この一帯には、かつて伏見土佐藩邸がありました。近隣には、酒蔵や町家を改装した飲食店が軒を連ねています。

「会津藩駐屯地跡(伏見御堂)」石碑【伏見区大坂町】

「会津藩駐屯地跡(伏見御堂)」石碑東本願寺別院がある場所は、鳥羽伏見の戦いの際に会津藩が陣を敷いていました。この石碑の前にも遠見遮断(四辻の四当り)が見られ、伏見奉行所防衛のため街路がL字型に配されています。

伏見奉行所跡の石碑【伏見区奉行前町】

伏見奉行所跡の石碑Jの「会津藩駐屯地跡(伏見御堂)」前の遠見遮断を東へ進み、京阪線の踏切、近鉄線の高架を越え、すぐ南に折れ、しばらく進んだ東側の団地入口に、伏見奉行所跡を示す石碑が建っています。かつてこの一帯は石垣で囲まれ、敷地の中に伏見奉行所の建物がありました。鳥羽伏見の戦いの際には、幕府軍の陣地となり、新撰組もここに駐屯していました。

御香宮神社【伏見区御香宮門前町】

御香宮神社伏見奉行所跡から北側に戻り、さらに大手筋通りまで進んで東へ折れてください。朱色の大鳥居をくぐるとすぐに御香宮神社に到着します。鳥羽伏見の戦いの際には、新政府軍の薩摩藩が駐屯していました。

桃山御陵前駅(近鉄奈良線)、伏見桃山駅(京阪本線)、桃山駅(JR奈良線)

ここから西へ進み、京阪線の踏切を越えれば大手筋商店街に至ります。一方、東へJR線の踏切を越えてさらに進めば、明治天皇陵、桓武天皇陵、乃木神社などを訪ねることができます。

※散策に際してのご注意

  • 川沿いの遊歩道、交通量の多い道路もあります。通行にはご注意ください。
  • 予約の必要な施設、非公開施設も含まれています。各施設の状況に応じてご訪問ください。
  • 多くの史跡は民家周辺にあるため、地域住民の生活の支障とならないようご配慮をお願いします。
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