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月桂冠の主力製造事業所(昭和蔵・大手蔵)
京都市「産廃処理・3R等優良事業場」に認定

2015年2月16日

月桂冠株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:大倉 治彦)の主力製造事業所の昭和蔵と大手蔵(いすれも京都市伏見区)が、京都市の「産廃処理・3R等優良事業場」に認定されることになりました(3月7日付)。京都市が認定事業場を2月16日(月)に発表、表彰式は3月7日(土)、イオンモールKYOTO (京都市南区)で行われます。

京都市では、事業者が産業廃棄物を適正に処理し、廃棄物の3R(発生抑制、再使用、再生利用)を推進、環境への負荷を低減に努めるなどの社会的な責務を果たすことを目的に、「産廃チェック制度」が実施されています。各事業場において基本的な取り組みができているかを自己チェックにより定期点検し、京都市の審査により「産廃処理・3R等優良事業場」として認定・公表されるものです。月桂冠の「食品リサイクル法」における再生利用等の実施率(リサイクル率)は100%に達しており、精米の際に出る米糠は米菓や食用油の原料に使われたり、酒モロミを搾った後に残る酒粕など発生する副産物の多くを食品として利用しています。食品への利用以外には、飼料(牛の餌など)や肥料、堆肥に再生利用(リサイクル)するなど、製造工程で発生する副産物を余すところなく利用しています。

当社では、酒造りの生産工程で生じる副産物をさまざまな用途に活用すると共に、コジェネレーション設備導入などによる省エネルギー対策や、省資源対策、小学校での環境学習授業の実施、食用と競合しない植物を原料にしたバイオエタノール生産技術の開発、地域の清掃活動への参加など、幅広い環境保全活動に取り組んでいます。これらの活動が評価され、2014年12月、「平成26年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰」(対策活動実践・普及部門)を受賞しています。また2015年2月には、「第12回 京都環境賞」の特別賞(企業活動賞)を受賞しました(対象活動名:「酒粕から米へ・米から酒へ」 京都伏見の循環型酒造り)。今後も地球環境と調和した酒造りを実践し、循環型社会に貢献できるよう取り組みを進めていきます。

(関連情報)

月桂冠ホームページ「環境への取り組み」

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