CROSS TALK若手座談会

月桂冠ってどんな会社?

部署もさまざまな入社1〜3年目の若手社員が集まり、入社動機から入社後の研修、働いてみてわかった社風や先輩のことまで、月桂冠について本音トークで座談しました。

MEMBER
  • 営業

    田中 嵩久(入社2年目)

    文学部

    東日本営業部 首都圏第2支店所属。好きなお酒は月桂冠「THE SHOT 艶めくリッチ<本醸造>」。

  • 営業

    酒井 美里(入社1年目)

    アジア太平洋学部

    近畿営業部 近畿第1支店所属。好きなお酒は、日本酒のイメージが変わったという「THE SHOT」シリーズ。

  • 技術

    上原 幹平(入社2年目)

    環境都市工学部

    技術部 工務課所属。自称「ヤケドするほどアツい男」。好きなお酒は、月桂冠大倉記念館限定の「しぼりたて生原酒」。

  • 醸造

    百武 咲耶(入社3年目)

    応用生物科学部

    醸造部 生産技術課所属。月桂冠のお酒では上質な醪(モロミ)で造る「伝匠」シリーズが好み。

  • 研究

    青木 俊介(入社1年目)

    医工農学総合教育学部(院)

    総合研究所 製品開発課所属。大学ではワイン醸造を研究。月桂冠の好みのお酒は父親も飲んでいるという「特撰」。

月桂冠に入社しようと
思った理由は?

田中

日本酒をよく飲む、飲まないにかかわらず、みんなお酒が好きなのは共通していますよね。僕は常温で流通できる「生酒」や「糖質ゼロ」の日本酒など、月桂冠の380年を超える歴史の中でたくさんの「日本初」「業界初」を手掛けてきた姿勢、継続して革新を続ける社風に惹かれました。

酒井

月桂冠は海外にも販路があり、日本酒を世界に広める役割の一端も担っています。私は海外在住経験があり、就活では世界に誇れる商材を売れる会社を考えていました。月桂冠なら日本酒を通して実現できるのでは——と感じ、入社を決めました。

青木

大学院でワインの醸造を学んでいたのですが、いつも父親が晩酌で飲んでいたのが日本酒でしたのでお酒と言えば日本酒といった感覚がありました。研究開発の仕事を志望していましたが、日本酒を科学する月桂冠のスタンスに興味を持ちました。

百武

私も大学で醸造・発酵、環境微生物についての勉強や研究をしていたこともあり、微生物・発酵という共通点がある日本酒づくりに興味を持ちました。月桂冠の説明会の後、飲ませてもらった純米大吟醸の「鳳麟」(ほうりん)というお酒がすごくおいしくて(笑)、実はこれも入社のきっかけです。

上原

お酒にはおいしさだけではなく、「人を前向きにさせるエネルギー」があると思っています。日本中を、世界中を、お酒を通して元気にできる月桂冠のポテンシャルはとても魅力的でした。それに、月桂冠は人がいいんです。商品だけでなく働く人も前向きにさせるエネルギーがあるんでしょうね。

青木

私は地方の大学だったので、正直、採用されるか不安だったんです。でも、最終面接前に人事の方が「自信を持って!」と背中を押してくれて。社員の方々の温かさを感じました。

酒井

会社によっては流れ作業みたいな面接だってあるじゃないですか。でも、月桂冠は役員との最終面接でも距離が近く、アットホームな雰囲気で楽しかったです。

田中

世間話をしたみたいな気分でした。でも、面接官の方々はフランクな会話の中で、私たちの長所を引き出そうとしてくださっているように感じました。

百武

一人ひとりをしっかりと見てくれている——そんな印象は入社しても変わりません。いくつかの企業から内定をいただき、迷う中で、最後の決め手になったのは月桂冠の優しく温かな雰囲気、社員の人柄でした。

入社後や
これまでの研修・教育制度は?

上原

新入社員研修は全員が参加するプログラムと、配属後の部署ごとに行われる研修に分かれますが、全員参加の研修でのブロックを使ったグループワークが印象的でした。チームの代表が見本を覚えて、それをメンバーに伝えて再現するという難題。チームの連携力や納期の意識、コスト管理など、1つのものを作り上げることの難しさを学ぶことができました。

青木

最初に行うビジネスマナーの研修ですね。みんなで挨拶を唱和しますが、実はなんでこんなことを…と思っていたんです(笑)。でも、現場では20歳上、30歳上の先輩方とも話し合うわけで、やっぱり気持ちいい返事や挨拶からスムーズなコミュニケーションが始まります。社会人になったという気持ちの切り替えも含め、受けてよかったと思いました。

酒井

各部の社員が部署の役割や仕事内容を教えてくださる機会もありましたよね。部署がどう連携して酒造りやセールスに取り組んでいるのか、同期がどんな風にこれから働くのかがわかったことも収穫でした。

田中

全員での新入社員研修後、営業職はセールス研修があります。初めの2週間は醸造部・製品部で実際に製造現場を体験し、その後1か月程度、本社で提案型営業のノウハウを徹底的に学びましたね。

酒井

データの引き方から資料の作成方法まで、営業推進部の方が親身になって教えてくださいます。最終日には、与えられた課題を役員・部長の前でプレゼンする機会もありました。現場に配属されてから、研修で学んだことが活きる場面が多くあるので、このタイミングで基礎から学べたのは良かったなと思います。

百武

醸造部はそもそも酒造りをする部署なので参加しませんが、技術や研究の若手は、10月〜1月に内蔵研修で伝統的な日本酒造りを体験しますよね。1月には営業の1年目と内定者も研修の一部に参加します。

青木

私はちょうど今参加しています。すべて手作業ですし、結構力仕事もあって、なかなか大変ですよ。

上原

内蔵研修の日本酒はコンテスト出品用に仕込んでいるんだよね。それってすごくないですか?僕も昨年の研修中に、先輩から「他の酒蔵では最初からこんな経験はできないよ」って。

田中

テクノロジーの活用が進む日本酒造りにあって、月桂冠の伝統を直接学べる機会は貴重ですよね。

百武

配属後は先輩が手取り足取り仕事を教えてくれるB&S(ブラザー&シスター)制度があります。右も左もわからない新入社員にとってはすごくありがたいですよね。私の場合、社歴の異なる先輩方がついてくれて、仕事の進め方やスケジュール管理、他部署とのやりとりなどを丁寧に教えてくださいました。

酒井

先輩1人ではなく、数名が交代しながらついてくださるので、先輩それぞれの営業スタイルを間近で見ることができるのがいいですね。新入社員へのOJTが手厚いので、配属されて困るということはないと思います。

上原

先輩と一緒に仕事をする中で、他部署の方に私のことを紹介してもらえます。技術部は部署間の連携が多いので、先輩を通じて人脈がぐっと広がりました。今は私がブラザーの立場に。指導することも大変ですが、先輩にフォローしてもらいながらなんとか役目を果たせています。

田中

後輩が入ってくると、いい刺激になりますよね。「自分も頑張らないと!」という気持ちが芽生えてきました。これってライバル心!?

入社して感じること、
月桂冠らしさとは?

醸造祈願祭
酒井

先輩方はみなさんとても教え上手ですよね。些細な仕事でも、自分で考えるように仕事を与えて下さるので、自分も関わっているんだなと実感することができます。年齢が離れていても気さくに話しかけてくださり、根は真面目だけどユーモアのある人が多いなと思います。

田中

月桂冠ブランドへの誇りも持っています。他には負けないぞ、トップを獲るぞ!という気持ちを持つ先輩方ばかりですよね。

青木

働き始めてから部署間の連携がすごく多い印象を持ちました。研究所での仕事の中でも醸造部の生産技術課に分析をお願いしたり、ビンの形状のことで技術部の技術課を訪ねたり、製造ラインに乗せられるかを製品部に確認したり…。研究の領域だけではなく、開発から出荷までの幅広い知識も必要だと実感しています。

上原

日本酒造りと聞けば、職人気質で黙々と…というイメージがあるかもしれませんが、まったく違いますよね。最新の設備や検査機が導入されていますし、計画に基づいて醪(モロミ)を仕込んで、モニターでデータをチェックして…。

百武

それでもデータを見るのは人の目。機械頼みばかりではないですよね。データをしっかりと分析し、良し悪しを判断する先輩方の知識と経験が月桂冠のおいしさにつながっていると思います。

酒井

営業でも提案資料の作成に、マーケティングに基づいたさまざまなデータを盛り込んでいます。感性や熱意をうまく使いながら、しっかりとロジカルに得意先と話ができる点が月桂冠スタイルなのかなと思います。

田中

仕事・プライベート含め、飲み会が多いのも月桂冠らしさかな(笑)。当たり前ですがみなさん日本酒が好きなので、先輩方と飲む中で日本酒がどんどん好きになっています。意外だったのが日本酒を飲まないといけないなんてルールはないということ。ビールなど日本酒以外の好みのお酒を飲んでいる人もいます。圧倒的に日本酒率が高いですが、、、(笑)

百武

コンテストで受賞した時など、何かうれしいことやお祝いごとがあれば飲み会をしますよね。毎年10月の仕込み前に、良いお酒ができますようにと願いを込めて行う醸造安全祈願祭は、参加部署それぞれが焼きそばやおでんの屋台を出すなど、まさに学園祭気分。

青木

いい響きですね。大人の学園祭(笑)。

上原

若手社員が司会となり、くじ引き大会が開催されるなど、本当に盛り上がりますよね。でも、どんなシーンでお酒を飲むのが楽しいのか、先輩方はわかっていると思うんです。わかっているから、いい日本酒が造れるし、得意先にもしっかりおいしさを伝えられるんじゃないかな。

酒井

働きやすさも月桂冠らしさかもしれませんね。基本的には、土日祝が休みで、有休も申請すれば好きな時に取れます。入社前は営業だから休みがないほど大変かな…と思っていましたが、思った以上にプライベートの時間がしっかり持てる印象もあります。

上原

僕の休日はスポーツですね。月桂冠には草野球チームがあるのでその練習と大会の試合。オフの時間も社員と過ごすことが多いですよ。

田中

僕も野球ですね。東京にも野球チームがありますので、ぜひ対戦しましょう!

百武

醸造部は冬の仕込み時期は繁忙期で忙しい時もありますが、その分、夏はゆっくり休日を満喫できます。

青木

残業もないことが多いので、金曜日によく飲みに行きますよね。まあ、平日いつでも飲みに行く時は行くんですが(笑)。

学生へのメッセージ

田中

時代とともにお酒の世界も多様化し、若い僕らの世代は必ずしも日本酒を手に取らないシーンも散見されますが、逆にその目線も月桂冠には必要で、それぞれの視点や考え方が集まることで、飛躍のためのよりよい選択や提案ができるはずです。このようにメーカーとしてのやりがいや面白さを若手でも感じられる点に期待して欲しいですね。

酒井

マーケティングや、海外戦略など、さまざまなビジョンがある月桂冠だからこそ期待して欲しいですよね。

上原

今の仕事に一筋ではなく、酒造りにも携わってみたいと考えています。品質第一という思いは酒造りに関わる全部署共通の思い。今の部署での経験を活かし、品質第一の思いをいろんなシーンで発揮できればと考えています。そんな自己実現の場としても、月桂冠は社員のキャリアを柔軟に考え、成長させる風土があるように思います。

百武

どんな人と一緒に働くのかも企業選びではポイントですよね。さまざまな業界や会社の説明会に参加して、そこで話す社員の姿や雰囲気もしっかり見ることも大切です。

酒井

就活ではお酒以外のさまざまな業界も見てもらった上で、納得して、この業界を、月桂冠を選んでもらいたいですね。就活を含め、学生にしかできないことをたくさん経験して、色んな世界を見てほしいと思います。

青木

就活でありのままの自分に向き合ってくれたのが月桂冠だと思っています。飲めないなら飲めないと伝えてOK。それだけで選考から落とすような会社ではありません。説明会から最終面接まで、自分を飾らず、素直な気持ちで臨むことが大切だと思います。自信をもって、是非120%の力を発揮してください!

上原

何度も言いますが、お酒は「人々を前向きにさせるもの」だからこそ、元気でパワーを持った方と一緒に働きたいと思っています。

  • 飲酒は20歳になってから。
  • 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
  • お酒はおいしく適量を。
  • 飲酒運転は絶対にやめましょう。
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