Loading...

お酒に関する情報が含まれますので、20歳未満の方はご覧いただけません。

お客様は、20歳以上ですか?

はいはい
サイトを閲覧する
いいえいいえ
月桂冠トップページへ

次回より入力を省略

※20歳未満の方とパソコンを共同利用している場合はチェックを入れないようお願いいたします。

SPECIAL 好きを楽しむ人たち

鈴木 加代子
和気産業 取締役 / #いいものマガジンウェブ編集長

DIYを深める
思い立ったら何でもつくる。
つくる、つくる、
気付けば上達しています。

すごい!
持っていると一目置かれる資格、
DIYアドバイザー。

DIYを極めたい人は、DIYアドバイザーの資格取得を目指してみるのはいかがでしょうか。日本DIY・ホームセンター協会による民間資格なのですが、これが結構むずかしくて。学ぶべき分野が木工、塗料、金物から家の構造、電気など、とにかく幅広くて網羅的なんです。試験内容は筆記と実技で、特に実技のハードルが高い!網戸の張り替えに始まって、アクリル板の接着、クギを使わず木材を組むなど、当日までどの分野が出題されるか分からないんです。たとえ木工が得意なベテランさんでも、運悪く不得意な実技課題が出題されて苦戦してしまうなんてこともあります。知識は勉強で身につきますが、実技はそうそう練習の機会もありませんよね。みなさん勉強会や講習会に積極的に参加したり、中には家の押し入れでコツコツ練習されている方もおられます。

また、とある塗料メーカーの社員さんで、塗料以外の知識も深めたくて研鑽のために資格を取得した人がいます。その向上心、凄いなぁと思います。そして、DIY好きの方にもうひとつオススメするのが、JAPAN DIY HOMECENTER SHOWです。コロナの影響で昨年は開催が見送られましたが、通常は毎年、幕張で開催されています。会期の前半はプロ向け、後半は一般向けで、誰でも入場できるのが魅力なのです。新製品の情報をいち早く得られたり、海外のユニークな商品にふれられたり、各社のオリジナルグッズがもらえたりします。

楽器好きのあなたへ、
サスティナブルな防音室をつくりませんか。

みなさん音に関する気遣いを結構お持ちみたいで、ここでは自分で防音室をつくった社員を紹介しようと思います。なんと2名もいます。どちらも楽器の練習が目的で、部屋の中に、もうひとつ部屋をつくってしまいました。壁はベニヤ板で構成、もちろんドアもつけます。その内側にホームセンターで売っている粘着テープ付きの防音スポンジを貼りつけていって、工期は約2日。この話を読んで「楽しそう」と思った人は、かなりのDIY好きだと思います。

  • 防音室に使う吸音材

社員のひとりはギター演奏が趣味である友人宅に制作したのですが、友人が出社しても自分は残って作業を続けていて。それがすごく楽しかったみたいで、夕方になると俺にも手伝わせろと別の友人も集まってきたり。今まで制作したことのない物をつくるのはワクワクしますよね。好きを楽しむって、こういう時間なんだと思います。もうひとりはサックス練習用に自宅につくったのですが、在宅勤務時のリモート打ち合わせでも防音室の中から参加するようになりました。そんなに大きな声、出さないけど(笑)。

いざ、完成した部屋で楽器演奏をしてみると防音効果もきちんとあって、私たちとしても小さい箱で実験をするより、実際に効果を確認できたのは収獲でした。さらにDIYのいいところは、防音室という大がかりなものでも、それが不要になったときに自分で解体できることにあると思っています。そうすると木材は何度もリユースできて、リサイクル部材もきちんと分離、大きなゴミもでにくいのです。DIYって実はサスティナブルにつながっているんです。

お年寄りから、赤ちゃん、インコまで、
DIYはみんなに優しい。

年齢や家族の変化に合わせて家をカスタマイズできるのもDIYのいいところです。たとえば年配のご両親を想って、家にユニバーサルデザインを導入してみる。そのひとつが握力の低下に合わせてドアノブや水道を「ひねるタイプ」から「レバー型」に交換することです。近ごろの商品は取り付けも簡便で、ネットでハウツー動画もすぐ見つかりますよ。その部品を入手するにあたり、ひとつだけ気をつけてほしいのがサイズの適合です。と、言われても、水道のどこを計測すればいいかなんて分からないですよね。そんな時こそホームセンターのDIYアドバイザーを頼りにしてください。サイズに関してはその他の部品でも同じことが言えるので、アドバイスを聞いて正しいものを選んでください。

その他にケアしておきたい場所はお年寄りのつまずき事故が多い段差ですが、これは段差解消スロープを設置するという方法があります。また夜に暗くなる場所には蓄光テープを貼って身体の接触を防ぐなど、安全のための工夫はさまざまです。一方、小さいお子さんのいるご家庭では、机の角にゴム製のクッションをつけておくと安心です。そして収納扉にはお子さんが自分で開けてしまわないようチャイルドロックを。ペットへの配慮もDIYで出来ますよ。有名なのは愛犬がフローリングで滑らないためのマットですが、ここでは意外な一例を。インコが自分で自分の毛を抜くときに首にエリザベスカラーを巻きつけるのですが、今まではクリアファイルでつくっていました。でも痛そうだと思いやった人がいて、それを軟らかいアメゴムでつくったのです。その事例は一部で有名になり、それ以後、動物病院からアメゴムロールの注文が来るようになりました。

【サイズの話をもうひとつ】
椅子の足に履かせる “ソックス”は傷や騒音防止用にぜひ使いたいもの。しかし頻繁に脱げて面倒だという人も多いと思います。そんなときはエラストマー樹脂製の「足首を締め付ける」タイプで解消できるのですが、ジャストサイズでなければ充分に機能を発揮してくれません。正しいサイズを選ぶという作業もDIYの大切な一部なのです。

  • 外れにくい椅子脚カバー

SNSは情報の宝庫、
好きを楽しむ仲間が交流しています。

ぜひ、TwitterなどでDIYと検索してみてください。自分なりの楽しみを発信している人とたくさん出会えるので、私はそんな皆さんから情報をもらっています。気になる作品をつくっている人を見かけたら、フォローしてコメント。想像以上に返事をいただけますよ。そして分からないことは、どんどん質問する。経験上、驚くほど親切に教えてくれます。みんな自分が失敗してきた道があるので、それを教えたくなるんだと思います。お店で得られる情報も貴重ですが、一般の人の話は仲間意識だったり、生の経験談だったりするので特に参考になりますし、面白く感じます。情報交換のカルチャーが根付いていて、みんなが仲良しなのもDIYの魅力なんですよね。


特に商品のことを聞くのは一般の人が頼りになります。「どこに売っていますか?」「使ってみてどっちの商品がよかったですか?」など、そういう質問にフェアな答えが返ってくるのです。私もSNSで発信をしていますので、もちろん質問にも答えますし、フォロワーさんが上達していくのを見るのはとても嬉しいものですね。あと、なぜか資材館で撮影した写真は「いいね」の数がグーンと伸びます。みんな、どんだけホームセンターが好きなんだ(笑)。そうそう、仲良しといえば、DIY業界の企業さん同士もリプライし合ったりしていますよ。

お酒が好きな人は、
お酒を楽しむためのDIYを。

お酒やその瓶を集めるのが好きな人は、自分でコレクション棚をつくるのもオススメです。ディスプレイする物に合わせてジャストなサイズに仕上げられるのはDIYならではです。あ、いま思いつきましたが、ライトアップをするのもいいかもしれません。きっと美しさがぐっとあがります。さて、今日はTHE SHOTを雰囲気よく楽しむためのトレーのつくり方を紹介します。THE SHOTをゆっくり飲みながら、こだわりのトレーを眺める。これ、好きを楽しむいい時間になりますよ。

【THE SHOTをもっと楽しむための専用トレー】

■用意する物

・材料および部材:集成材(木を接合した木材)、取っ手、木材工作用強力両面テープ、木割れ防止ビス
・塗料:木部用ワックス
・道具:紙やすり#120、スポンジ研磨シート#240、ドリルドライバ、ウエス、さしがね、ゴム手袋、木片(紙やすり研磨用)、鉛筆

  • 1)あらかじめ集積材をカットしておく。今回は、底面板:22×16㎝(厚み9㎜ )、側面板:長辺22×5㎝ (厚み14㎜ )、短辺19×5㎝(厚み14㎜ )
  • 2)底板のまわりに、木材工作用強力両面テープを貼る。
  • 3)底板と同じ長さの側面板(今回は長辺)から固定していく。
  • 4)固定後の側面板にも両面テープを。
  • 5)短辺を固定。これで原形が完成。
  • 6)鉛筆でビス穴に印をつけてから、ドリルドライバで下穴を空ける。
  • 7)木割れ防止ビスを打つ。
  • 木目に沿ってビスが入ると木が割れる原因に。材料選びの際に注意してください。(今回は塗装で目立たなくなります)
  • 8)ワックスをウエスで塗っていく。厚く塗りすぎたところは、ウエスのきれいな面で拭き取って好みの色に仕上げていく。何度も繰り返すとツヤがでます。その後、ワックスの推奨時間(約1時間)乾燥させる。
  • 9)やすりがけ。紙やすりは木片に巻いて特に角を重点的に。広い面はスポンジ研磨シートで。
  • 10)取っ手の取り付け位置をさしがねで正確にマーク。
  • 11)取っ手をつけて完成です。

あなただけの素敵なTHE SHOTタイムを!


外径:横幅25×奥行19×高さ5㎝
内径:横幅22×奥行16×高さ4㎝
  • ワックスの塗り方
  • やすりでエイジング加工
ONE MORE SHOT
DIYの写真は、こだわって工夫した箇所や、
新製品を使ってみた様子などが映っていると
見る人に喜ばれます。
たとえば3枚の板を1枚に接続できて、
そのうえ棚受けとしても機能する
「ウォリスト棚受金具3枚用」の使用写真は、
ただの写真ではなく情報としての
価値が生まれます。
鈴木 加代子
和気産業 取締役 / #いいものマガジンウェブ編集長
日本国内でDIYの普及に努めた和気産業二代目の長女。幼少期は本社の上階に住まいがあったため、DIYの黎明期においてその広がりを強く体感してきた。現在はよりDIYの便利さや楽しさを伝えるべく、ウェブマガジンやSNSの運営に携わっている。また、DIYで想像力や行動力を養ってもらえるよう、子ども向けのワークショップやコミュニティ作りにも力を入れている。
SPECIAL TOPへ