ノーミルク佐藤さんと
若原選手による開幕前トーク。
J1リーグ初参戦にかける思いを、
たっぷり語っていただきました。
僕がむかし塾講師をしていた時に、教え子がジュニアユースに加入したんです。彼にアドバイスができるよう、勉強のために見始めたのが中学サッカーの最高峰であるU-15(15歳以下)の日本代表戦。そこで出会ったのが、若原選手なのです。当時、若原選手に感じたのは「今までのゴールキーパー像を自分が変えていくんだ」という意気込みでした。守護神でありながら攻撃的で、とても迫力を感じました。その後も日本代表チームでプレーを続ける若原選手を追いかけているうちに、すっかり推し選手になったという訳です。
また、ユース時代から大迫敬介選手(現在・サンフレッチェ広島所属)と切磋琢磨を続けている姿も印象に残っています。同年代で、同じポジションを争うライバル同士なのですが、時に相手の活躍に悔しさをにじませながらも、ともにリスペクトしあい、ふたりで成長を重ねる姿は感動的でした。
大人になった若原選手にはこんなエピソードがあります。それはお子さまの出産で欠場した、その次の試合での出来事です。京都サンガF.C.のゴールパフォーマンスが「ゆりかごダンス」だったのです。若原選手はとてもチームメイトに愛されていると感じました。また、これは出産による欠場をチームが快く許してくれていた証でもあると思うのです。そんな若原選手の人柄や、チームの雰囲気は、とても素敵ですよね。こうやって振り返ると「推し活」は、少年時代からお父さんになるまで、ひとりの人物の歴史を追う活動でもありますね。現在の若原選手の魅力は、さらに磨きがかかった超超超アグレッシブなプレースタイルです。
向上心あふれる若原選手、
その魅力がたっぷり詰まった
トークになりました。
今年はTHE SHOTを片手に
大好きな選手を全力で推す!
そんな熱いサッカー観戦を
してみませんか。