安全・安心への取り組み食品安全マネジメントシステム

国際規格「FSSC22000」に基づいた品質保証

FSSC22000 審査登録証

月桂冠は、主力工場において、食品安全マネジメントの国際規格「FSSC22000」および「ISO22000」の認証を、2023年5月11日に取得しました(審査登録機関:一般社団法人日本能率協会)。当社の基本理念「QUALITY(クオリティー)、CREATIVIT(クリエイティビティー)、HUMANITY(ヒューマニティー)」に則り、お客様に世界最高品質の商品をお届けするため、品質第一の姿勢で一貫した取り組みを行っています。

・認証の適用事業場

月桂冠昭和蔵(京都市伏見区片原町300番地1)

月桂冠大手蔵、物流センター(京都市伏見区下鳥羽小柳町101番地)

・認証の登録範囲

酒類(清酒、リキュール、甘味果実酒、みりん)の製造(ガラス容器入りを含む)及び酒粕の製造(焼酎及び調味料は除く)

・食品安全マネジメントシステムの運用

「FSSC22000」に基づき、トップマネジメントによる品質・食品安全目標の設定、目標に向けた実施、実施できているかどうかのチェック、改善という一連のサイクルを構築、運用しています。また、業務内容や責任を明確化すると共に、マニュアル作成など文書化による業務の標準化、実証のための記録の保存、情報の共有、トップマネジメントによる見直し、内部監査による自己チェックなどを実施しています。
「FSSC22000」は、マネジメントシステムの有効性を確認するため、第三者による毎年のサーベイランス審査と3年ごとの更新審査が実施されます。これらの審査には事前の通知がない「非通知審査」も含まれ、これまで以上に厳格な食品安全の管理体制を常に維持し、お客様に安全で高品質な商品を提供します。

「FSSC22000」(Food Safety System Certification)とは、世界的に展開する食品製造および小売業が参加する民間組織GFSI(Global Food Safety Initiative)が承認する食品安全マネジメントの国際的なシステム規格。食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」および食品安全のための前提条件プログラム「ISO/TS22002-1」を統合し、衛生管理の手法を具体化し、より高いレベルの食品安全を規定しています。

京(みやこ)・食の安全衛生管理認証を取得

月桂冠の製造事業所の大手蔵、昭和蔵、内蔵の3施設が、京都市の「京(みやこ)・食の安全衛生管理認証」の第一号として、2007年1月30日に認定されました。京・食の安全衛生管理認証制度は、食品の安全性と安心した食生活の確保を目的に、自主的に衛生管理を推進している食品製造事業者の取り組みを、京都市が評価し、認証するものです。製造現場での異物混入対策や衛星管理方法のマニュアル化など、当社の衛生・品質面における取り組みが評価されました。