清酒分野から月桂冠の技術者・高垣幸男が認定される
京都市伝統産業『未来の名匠』技の披露展に出展

2020年02月26日

「京都市伝統産業『未来の名匠』技の披露展」(令和元年度)が、3月2日から31日まで京都駅ビル(京都市下京区)で、また3月14日と15日は京都市勧業館みやこめっせ(京都市左京区)でも開催されます。この中で、本年度、清酒分野から唯一、『未来の名匠』に認定された、月桂冠株式会社の醸造技術者・高垣幸男(たかがき・ゆきお)の紹介と共に、高度な酒造りの技から生まれた大吟醸酒や純米吟醸酒が展示されます。このうち、京都市勧業館みやこめっせで展示される大吟醸酒は、独立行政法人酒類総合研究所などが主催する全国規模の酒コンテスト「全国新酒鑑評会」(平成30酒造年度)において、特に優秀と認められたものに授与される「金賞」を受賞しています。 

●展示について
名称:令和元年度 京都市伝統産業『未来の名匠』技の披露展
会期:①2020年3月2日(月)~31日(火)、②2020年3月14日(土)~15日(日)
会場:①京都駅ビル 南北自由通路2階インフォメーション前、②京都市勧業館みやこめっせ1階第2展示場
料金:無料
主催:京都市産業観光局
内容:京料理、京人形、京印章、京焼・清水焼、清酒、京房紐、京菓子、京漬物、京表具など、本年度、「未来の名匠」に認定された中堅技術者10名の作品展示が行われます。

●京都市伝統産業「未来の名匠」認定制度について
1200年を超える悠久の歴史の中で脈々と受け継がれる匠の技を未来に継承し、今後の伝統産業界を牽引する担い手を育成するため、京都市で活躍する伝統産業中堅技術者を「未来の名匠」として認定する制度です。平成22年度から京都市産業観光局が主催して実施されており、74業種の伝統産業を制作する技術者から認定者が選ばれます。本年度は、「未来の名匠」認定者として各分野から10名が認定されました。

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