令和初の認定、月桂冠から「明日の名工」が誕生

京都府青年優秀技能者奨励賞

2020年03月10日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)・大手二号蔵での酒造りを担当する鈴木邦弘(すずき・くにひろ)が、3月9日、明日の京都府産業の発展を支える優れた青年技能者として、京都府青年技能者奨励賞「明日(あした)の名工」の顕彰を受けました。本年度の「明日の名工」認定者13名のうち、清酒分野からの選出はただ一人で、認定は令和初となります。

今回、京都府「明日の名工」に認定された鈴木邦弘は、1995年に入社、これまで一貫して醸造部門に所属し、一連の酒造工程を経験、酒造りに励んできました。独立行政法人酒類総合研究所などが主催する全国規模の酒コンテスト「全国新酒鑑評会」の出品酒造りでも中心的な役割を担い、月桂冠大手二号蔵の7年連続「金賞」受賞に大きく貢献しました。また、若手社員を対象として醸造技術の伝承と教育を積極的に推進するなど、将来の酒造技術者の育成にも寄与しているなどの点が、今回、評価されたものです。

●京都府青年技能者奨励賞「明日の名工」
京都府内のものづくりに関わる産業(伝統産業を除く)に従事する優れた青年技能者を「明日の名工」として顕彰する制度です。将来の産業基盤を支える技能者としての地位向上と技能尊重の気運高揚を目的とするもので、平成11年度から実施されています。

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