月桂冠、高濃度エタノール製品を京都市へ提供

贈呈式で京都市長・門川大作さんに

2020年05月26日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、消毒用エタノールとして代替できる高濃度エタノール製品(アルコール濃度65%、1Lポリ容器詰)1,490本を京都市に寄贈しました。5月26日午後5時から京都市役所北庁舎4階 第一応接室で執り行われた贈呈式では、京都市長の門川大作さん(写真中央)に、月桂冠・常務取締役製造本部長・秦洋二(同右)と同取締役営業副本部長・大倉泰治(同左)から製品を手渡し、市長からの感謝状を受領しました。

月桂冠は、新型コロナウイルスによる感染症が拡大し手指消毒用エタノールが不足している状況において、アルコールを扱う酒造会社として貢献できることはないかを検討、高濃度エタノール製品が手指消毒用エタノールの代替として利用可能になったことを受け、京都市と相談の結果、この度の提供に至りました。今回提供した高濃度エタノール製品は、京都市の保健福祉局ならびに子ども若者はぐくみ局を通じて、市内の高齢者福祉施設、障がい者福祉施設、児童福祉施設等に配布される予定です。

●高濃度エタノール製品について
厚生労働省は、高濃度のエタノールによる消毒が新型コロナウイルスに一定の効果があるとの研究報告を受け、医療機関等において、高濃度エタノール製品を手指消毒用エタノールの代替品として使用できるとしています。これを受けて国税庁では、酒類製造業者に対し原料用アルコールを手指消毒用として出荷することを、臨時的、特例的な対応として承認しています。

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