“幻の酒米”京都府産米「祝」を100%使用

月桂冠「ひやおろし 祝米 純米吟醸」期間限定発売

2021年08月25日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、「ひやおろし 祝米 純米吟醸」(720mLびん)を期間限定で発売します(2021年8月25日から11月末まで、全国で発売)。京都で生まれて、栽培の難しさから一度は生産が途絶えた後に再び復活を遂げた、「幻の酒米」とも称される、京都府産米「祝」(いわい)を100%使用して醸した純米吟醸酒です。
「ひやおろし」は、夏の間貯蔵・熟成させ、秋口に容器詰めして出荷する酒のことです。搾りたての段階では荒々しかった味わいが、熟成により丸みを帯びてほどよく調和し飲み頃となります。うまみのある円熟した秋季ならではの旬の味わいをお楽しみいただけます。

●味わい・特長
酒造好適米「祝」ならではのふくよかな味わいが感じられ、味がありしかもキレのある、香味のバランスがよい純米吟醸酒です。冷やしてお飲みいただくのがおすすめです。

●パッケージ
スリムでスタイリッシュな赤色の四合壜(720mL)に、黄金色の冠頭紙を紐で結んで封緘し高級感を醸し出しました。「厳選 蔵出し」の文字を表記し、落款風の「期間限定」の文字を表記した首掛けを付け、時節の限定商品であることを表現しています。ラベルは黄金色を基調として、筆文字風の「ひやおろし」の商品名の背景に稲穂をデザインし、「純米吟醸」「京都府産米 祝」の文字を添えています。

●幻の酒米、京都府産「祝」
酒造好適米の「祝」は、1933(昭和8)年に京都で育種され、優れた香味のお酒が造れる酒米であると酒造家の期待を集めていましたが、戦後の食糧難の影響から栽培されなくなりました。その後、1955(昭和30)年に一度復活したものの、稲の背丈が高く倒れやすかったことなどから、1974(昭和49)年以降、姿を消していました。
しかしながら、優れた香味が醸し出せる酒米としてのポテンシャルや、「祝」というおめでたいネーミング、また、京都の米で京都の酒を造りたいという京都・伏見の酒造家の期待の高まりを受け、1988(昭和63)年から、「祝」の栽培試験や栽培法の改良が始まりました。1992(平成4)年には、「祝」を原料に用いた酒造りが行われ、復活を成し遂げました。

商品概要

商品名:ひやおろし 祝米 純米吟醸
容量・容器:720mL びん
参考小売価格:1,500円(消費税別)
酒質:純米吟醸酒
アルコール度数:15度以上16度未満
テイスト:甘辛=辛口、濃淡=やや濃醇
メーカー出荷単位:12本入ダンボール詰
販売期間:2021年8月25日~2021年11月末
販売地域:全国

商品についてのお問い合わせ先:

「お客様相談室」
TEL:0120-623-561(9時~17時、平日のみ)

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