月桂冠「百年酵母^®仕込み 純米大吟醸」数量限定発売

月桂冠株式会社（社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区）は、百年の刻（とき）を味わう「百年酵母^®仕込み 純米大吟醸」（720mLびん）を、月桂冠直営のインターネットショッピングサイト「月桂冠オンラインショップ 本店」で2021年8月27日から、360本に限定して発売します。「百年酵母^®仕込み 純米大吟醸」は、月桂冠の「百年酵母」、京都府限定栽培かつ府内酒造メーカー限定使用の酒造好適米「祝」、京都・伏見の名水「伏水（ふしみず）」を用い、月桂冠の造り手による匠の技という、京都産としての個性を表すテロワールを凝縮した純米大吟醸酒です。月桂冠では、1912（明治45）年に当社酒蔵から採取され、広く業界でも用いられていた酵母「きょうかい2号酵母」を復活させ、「百年酵母」と名付けて訴求しています。

●味わい・特長
グラスに注ぐと、りんごやアプリコットを思わせる甘酸っぱい香りが穏やかに広がります。やさしい甘みとほどよい酸味が調和するジューシーな味わいのお酒です。ローストビーフ、白身魚のカルパッチョといった洋食やブルーチーズとよく合い、バニラアイスなどの食後のデザートとも好相性です。

●パッケージ
びんと王冠は黒色で統一すると共に、濃い紅色のラベルに百年の刻を感じる重厚さを表現しました。ラベルの背景の市松模様の中には篆書でデザインした「月」「桂」「冠」の文字を配し、商品名「百年酵母仕込み」「純米大吟醸」を金色で表記しています。びん肩には「数量限定」と表示したラベルを貼付し、「今だけの特別感」を訴求しています。

●百年酵母（きょうかい2号酵母）
今回使用した酵母は、明治期に当時の大蔵省醸造試験所が、全国の銘醸蔵の酒モロミから採取した酵母の一つです。月桂冠の酒蔵で1912（明治45）年に採取されたこの酵母は、「きょうかい2号酵母」として、1917（大正6）年から1939（昭和14）年の間、日本醸造協会から頒布され、業界全体で酒造りに使用されていました。「きょうかい2号酵母」について、1925（大正14）年の『日本醸造協会雑誌』には、「林檎のやうな芳香を放ち」「酸の生成量及びアミノ酸の生成量は極めて少ない」と評されており、香りが良好で雑味の少ない良酒を醸す酵母であると当時から認識されていました。
月桂冠では、月桂冠総合研究所創立100年を機に2009年、「きょうかい2号酵母 復活プロジェクト」が発足、幾多の困難を乗り越え、2019年春に「百年酵母^®仕込み 純米吟醸」の限定発売に至りました。そして今回、ジューシーな味わいはそのままにキレを併せ持つ「純米大吟醸酒」として商品化、はんなり甘く、繊細な味わいを実現しました。

商品概要

商品名：百年酵母^®仕込み 純米大吟醸
容量・容器：720ｍLびん
参考小売価格：5,000円（消費税別）
酒質：純米大吟醸酒
アルコール度数：15度
テイスト：甘辛＝やや甘口、濃淡＝濃醇
発売日：2021年8月27日
販売形態：「月桂冠オンラインショップ 本店」限定
販売本数：360本限定

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