“幻の酒米”京都府産米「祝」を100%使用

月桂冠「祝米大吟醸原酒」期間限定発売

2021年10月20日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、「祝米大吟醸原酒」(300mLびん)を期間限定で発売します(2021年11月4日から12月末まで、全国で発売)。京都で生まれ、栽培の難しさから一度は生産が途絶えた後に再び復活を遂げた、「幻の酒米」とも称される、京都府産の酒造好適米「祝」(いわい)を100%使用して醸した大吟醸原酒です。
年末年始は普段より良いお酒を少しだけ飲んでみたいというお客様に向けて、新年にふさわしくおめでたいネーミングの祝米を贅沢に使用して丁寧に醸造した大吟醸の原酒を商品化しました。

●味わい・特長
口当たりはなめらかでありながらボディ感のある味わい、上品かつ華やかに広がる吟醸香が特長の大吟醸原酒です。冷やしてお飲みいただくのがおすすめです。

●パッケージ
高級感のある黒色のびんを使用。紅白のラベルの背景に「祝」の文字を大きく表記することで華やかさを演出、「京都府産米 <祝>100%使用」の文字を添えています。さらに、金色と赤色の飾り扇子を模し、「寿」の文字を記した首掛けを付け、新春らしさを表現しており、食膳に華やかさを添えることができます。

●幻の酒米、京都府産「祝」
酒造好適米の「祝」は、1933(昭和8)年に京都で育種され、優れた香味のお酒が造れる酒米であると酒造家の期待を集めていましたが、戦後は食糧増産のため収量が少ない「祝」は栽培されなくなりました。その後、1955(昭和30)年に一度復活したものの、稲の背丈が高く倒れやすかったことなどから、1974(昭和49)年以降、姿を消していました。
しかしながら、優れた香味が醸し出せる酒米としてのポテンシャルや、「祝」というおめでたいネーミング、また、京都の米で京都の酒を造りたいという京都・伏見の酒造家の期待の高まりを受け、1988(昭和63)年から、「祝」の栽培試験や栽培法の改良が始まりました。1992(平成4)年には、「祝」を原料に用いた酒造りが行われ、復活を成し遂げました。

商品概要

商品名:祝米大吟醸原酒
容量・容器:300mL びん
参考小売価格:500円(消費税別)
酒質:大吟醸原酒
アルコール度数:17.5度
テイスト:甘辛=やや辛口、濃淡=普通
メーカー出荷単位:12本入ダンボール詰
販売期間:2021年11月4日~2021年12月末
販売地域:全国

商品についてのお問い合わせ先:

「お客様相談室」
TEL:0120-623-561(9時~17時、平日のみ)

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