京都市伝統産業『未来の名匠』による作品展示で
清酒分野から認定された月桂冠技術者が出品

2022年02月24日

京都市伝統産業『未来の名匠』に関する展示会が、京都市の主催により開催されます。展示会は「京都美風 CRAFT T-junction」(2022年3月1日から3月31日まで、京都駅ビル)と、「匠エキスポ『未来の名匠』技の披露展」(3月12日と13日、京都市勧業館「みやこめっせ」)の2つで、令和3年度に認定された京都市伝統産業『未来の名匠』による、西陣織、京友禅、京仏壇・京仏具、京焼・清水焼、京表具、京印章、清酒、珠数、京こまなどの分野の作品が展示されます。これら両企画の中で、清酒分野から月桂冠株式会社の醸造技術者・松本明(まつもと・あきら)が『未来の名匠』の一人として紹介され、高度な酒造りの技から生まれた大吟醸酒や純米吟醸酒が展示されます。京都駅ビルで展示される純米大吟醸酒は、独立行政法人酒類総合研究所などが主催する全国規模の酒コンテスト「全国新酒鑑評会」(平成30酒造年度)において、特に優秀と認められたものに授与される「金賞」を受賞しています。 

●展示について
名称:京都美風 CRAFT T-junction
会期:2022年3月1日(火)~3月31日(木)
会場:京都駅ビル 南北自由通路2階インフォメーション前(京都市下京区)
料金:無料

名称:匠エキスポ『未来の名匠』技の披露展
会期:2022年3月12日(土)・13日(日)
会場:京都市勧業館みやこめっせ1階第2展示場(京都市左京区)
料金:無料

●京都市伝統産業「未来の名匠」認定制度について
1200年を超える悠久の歴史の中で脈々と受け継がれる匠の技を未来に継承し、今後の伝統産業界を牽引する担い手を育成するため、京都市で活躍する伝統産業中堅技術者を「未来の名匠」として認定する制度です。平成22年度から京都市産業観光局が主催して実施されており、74業種の伝統産業を制作する技術者から認定者が選ばれます。本年度は、「未来の名匠」認定者として各分野から10名が認定されました。

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