月桂冠から「明日の名工」が誕生

京都府青年優秀技能者奨励賞

2022年03月28日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)・大手蔵での酒造りを担当する鬼頭 司(きとう・つかさ)が、3月22日、明日の京都府産業の発展を支える優れた青年技能者として、令和3年度「明日(あした)の名工」の顕彰を受けました。本年度、認定された13名のうち、清酒分野からの選出はただ一人となります。月桂冠からはこれまで2020年に鈴木邦弘が「明日の名工」に認定されています。

今回、京都府「明日の名工」に認定された鬼頭 司は、1995年に入社、設備保守管理を経験後、現在までの24年間醸造部門に所属し、一連の酒造工程を経験、酒造りに励んできました。これまで吟醸酒用種麹散布機(実用新案取得)の開発、生酒用貯酒設備の刷新に関わるなど、日本酒の品質向上に大きく貢献してきました。近年では酒造技能や設備保守技能を活かして後進の育成にも寄与しています。これらの功績が今回、高く評価されたものです。

●明日の名工(京都府青年技能者奨励賞)
京都府内のものづくりに関わる産業(伝統産業を除く)に従事する優れた青年技能者を「明日の名工」として表彰する制度。将来の産業基盤を支える技能者としての地位向上と技能尊重の気運高揚を目的とするもので、平成11年度から実施されています。

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