日本酒フィギュアシリーズで初の発売
ミニチュアコレクション「京都 月桂冠編」

2019年07月01日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)の監修による、「SAKEミニチュアコレクション-京都 月桂冠編-」(全6種)が、株式会社ケンエレファント(社長・石山健三、所在地・東京都千代田区)から2019年7月3日、発売されます。同社が展開する日本酒のミニチュアコレクションとしては初、第一弾となるものです。

京都・伏見、月桂冠の日本酒を象徴する6アイテム(1個400円・消費税込み)のラインナップは、昭和初期の小売店用スタンド看板『「野球小僧」看板』(高さ7cm)、月桂冠のスタンダード日本酒『一升びん上撰、きき猪口と塗り桝付』(高さ5.5cm)、「鏡開き」に用いられる『四斗酒樽』(高さ3.1cm)、1906年建造の月桂冠の酒蔵に濠川を航行する十石舟を配した『内蔵酒造場』(高さ3.5cm)、明治期の駅売り酒「大倉式猪口付瓶」(1910年発売)の容姿を復刻した『月桂冠レトロボトル』(高さ4.3cm)、酒屋の看板としてシンボルともなった『杉玉』(杉玉の直径2.5cmのストラップ)です。これらの商品化を通じて、酒どころとしての京都を強力にアピールするアイテムとなっています。

6アイテムのラインナップのうち、いずれか一つが、中身の見えない箱またはカプセルに封入されています(何が当たるかは開けてのお楽しみとなります)。当コレクションは京都をはじめとして全国で発売され、当社関係では月桂冠大倉記念館(京都市伏見区)で販売します。

・「野球小僧」看板

酒販店さんの店頭で、びん詰め酒をアピールするスタンド看板。1934(昭和9)年に来日した、アメリカ大リーグのホームラン王ベーブ・ルースにちなんで制作されました。明治期の樽詰めが全盛だった時代から、月桂冠ではびん詰め酒の商品化に力を入れはじめ、このユニークな意匠の看板を活用しながらアピールに努めました。

・一升びん上撰

長らく「月桂冠のスタンダード」と称されてきた「上撰」の一升びん詰の容姿をミニチュア化。古くは大正期頃から代表商品に用いられたラベルの意匠を受け継ぎ、かつて日本酒に級別制度があった時代の「一級酒」、そして「上撰」へと呼び名が変わっても、月桂冠の主軸となる味わいの商品であり続けてきました。

・四斗酒樽

72L容(一斗は18L)の大きな酒樽で、一升びん(1.8L)の酒を40本分詰めることができます。祝賀式や記念日などに際して、鏡と呼ぶ円形の蓋を開く「鏡開き」に用います。藁菰(わらごも)が巻かれた酒樽は、菰冠(こもかぶり)とも呼ばれ、酒の輸送時に樽を保護する目的でムシロを巻いたのが始まり。それが次第に装飾性を帯びるようになり、刷り込まれた酒銘や図柄、酒の種類を示す焼印などの意匠は、見る目を楽しませてくれます。


・内蔵酒造場

1906(明治39)年に建造された月桂冠の酒蔵群。蔵の前を流れる濠川は、16世紀、宇治川の水を引き込んで築かれた伏見城の外濠の名残です。現在では、春季から秋季にかけ観光船の十石舟が就航し、水辺をたどりながら、酒蔵や旅籠などの歴史的景観に誘っています。

・月桂冠レトロボトル

20世紀に入り、鉄道網が日本全国に広がりを見せ始めた頃、駅弁と共にお酒を楽しんでいただこうと開発された「大倉式猪口付瓶」の容姿を復刻したのが「月桂冠レトロボトル」です。びん口に被せたコップが針金に支えられてスイングする仕掛けにより汽車の振動でもこぼれにくい工夫がされ、鉄道網の広がりと共に、月桂冠の名を全国に知らせました。

・杉玉(すぎだま)

酒屋の軒先に吊るされる杉玉は神木の杉の葉を束ね球状に整えて作られるもので、酒林(さかばやし)とも呼ばれます。かつては新酒ができたことを知らせるために、酒屋の軒先に新しい杉玉が吊るされ、それが酒屋の看板として定着するようになりました。今日でも、秋の深まった11月頃、酒造りのシーズン入りを期して、新しい杉玉が各酒蔵に吊るされます。

※掲載している画像は実際の製品とは細かな仕様が異なることがありますのでご了承ください。

商品についてのお問い合わせ先:
株式会社ケンエレファント TEL:0120-781-581(10時~17時 土・日・祝日を除く)

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