月桂冠から京都市伝統産業「未来の名匠」が誕生

中堅技術者として、清酒分野で今年度唯一の認定

2023年12月15日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)・醸造部の阪本 充(さかもと・みつる)が、京都市内で活躍する優秀な伝統産業中堅技術者として、「令和5年度京都市伝統産業『未来の名匠』」に認定され、門川大作京都市長から認定証が授与されました(12月14日、京都市役所)。月桂冠からはこれまで2017年に山中洋祐、2019年に高垣幸男、2021年に松本 明が「未来の名匠」に認定されています。

今回「未来の名匠」に認定された阪本 充は、1998年に月桂冠入社以来、日本国内だけでなく、月桂冠グループの米国月桂冠(アメリカ・カリフォルニア州)にも駐在し、国内外で25年にわたって酒造りに携わってきました。現在は、月桂冠大手一号蔵の醸造責任者として、独立行政法人酒類総合研究所が主催する全国規模の酒コンテスト、令和4年全国新酒鑑評会において「金賞」を受賞するなど、酒造技能を磨き続けながら、後進への技術の継承にも力を注いでいます。また伏見酒造組合の活動を通じて、日本酒の発展やPRにも貢献してきたことなどを含め、今回、評価されたものです。

●京都市伝統産業「未来の名匠」認定制度
1200年を超える悠久の歴史の中で脈々と受け継がれる匠の技を未来に継承し、今後の伝統産業界を牽引する担い手を育成するため、京都市内で活躍する伝統産業中堅技術者を「未来の名匠」として認定する制度です。平成22年度から実施されており、京都市が指定する74の伝統産業を制作する技術者から認定者が選ばれます。令和5年度では、西陣織、京友禅、截金、京仏具、京人形、京菓子、京漬物、清酒などの業種から9名が認定されました。

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