「月桂冠大倉記念館」 入館350万人突破

京都・伏見の酒造り発展の歴史と、月桂冠の挑戦と創造のスピリッツを感じる空間

2025年02月05日

350万人目のお客様は東京都世田谷区からお越しの関川敦之様(写真中央)、伏見の酒蔵めぐりを目的に来館いただいた(右:月桂冠常務・堤高司、左:月桂冠大倉記念館館長・立花規志夫)

月桂冠株式会社が運営するお酒の史料館「月桂冠大倉記念館」(京都市伏見区)は、2025年2月4日(火)午後1時40分頃に350万人目のお客様をお迎えしました(1987年5月15日に一般公開以来の入館者数)。350万人目のお客様は東京都世田谷区からお越しの関川敦之様。記念品(日本酒:「金賞受賞酒 大吟醸」)、月桂樹で作った月桂冠、花束、年間フリーパスを月桂冠株式会社・常務取締役経営本部長 堤高司から贈呈しました。関川様は酒蔵めぐりを目的に京都・伏見へお越しになり、当館へお立ち寄りいただきました。木造酒蔵の建ち並ぶ景観や蔵内の様子をご覧になり「酒蔵の街、伏見に来たという気分になった」と感想を述べられました。

月桂冠大倉記念館

当館は、1909(明治42)年建造の酒蔵を改装して1982年に開設、当初は当社に来訪されたお客様などに限ってご見学いただいていました。創業350年にあたる1987年に一般公開し、以来、2002年に入館100万人目、2007年に150万人目、2011年に200万人目、2015年に250万人目、2018年に300万人目のお客様をお迎えしました。
館内は、月桂冠創業からの歴史を物語る数々の史料のほか、いにしえの酒造用具類(「京都市有形民俗文化財」指定)を受け継ぎ、その展示を通じて、京都・伏見の酒文化が感じられる場となっています。ご見学後にはさまざまなタイプのきき酒が楽しめます。2020年には、耐震補強や展示のリニューアル工事を実施、2024年には、エントランス、試飲コーナー、ブランドショップなどを新装しました。お客様の安全安心と満足度を高めながら、酒どころを象徴するランドマークとして、地域の活性化と発展にも資する取り組みを継続して行っています。また近年では、海外からのインバウンドによるお客様も増加し、来館者の半数以上が外国からの方という状況が続いています。

所在地:京都市伏見区南浜町247番地
電話:075-623-2056
開館時間:午前9:30~午後4:30(受付は午後4:00まで)
休館日:盆(8月13日~16日)、年末年始(12月28日~1月4日)
入館料:20歳以上=600円 試飲用コインおよびきき猪口のお土産付き、13歳~19歳=100円 きき猪口のお土産付き
※団体(13名以上)の見学受付は休止しています。

月桂冠大倉記念館
> https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/

 

 
豊臣秀吉や徳川家康といった天下人たちが本拠を置いた伏見城、その外堀にあたる濠川(宇治川派流)沿いには月桂冠大倉記念館や内蔵酒造場が軒を連ね、白壁土蔵の酒蔵群は「酒どころ伏見」の象徴として親しまれています。界隈には、伏見全町の総氏神である御香宮神社、坂本龍馬が逗留した寺田屋などの史跡が点在しており、歴史散策などで来訪される方も多数見られます。また濠川では春から秋にかけて、観光船の十石舟が就航、水辺をたどりながら、酒蔵・旅籠などの歴史的景観、柳並木・桜など折々の自然を楽しめます。

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