月桂冠から「明日の名工」が誕生
京都府青年優秀技能者奨励賞
2025年02月14日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)・大手蔵での酒造りを担当する石井和広(いしい・かずひろ)が、2月7日、明日の京都府産業の発展を支える青年優秀技能者として、京都府から令和6年度「明日(あした)の名工」の顕彰を受けました。
今回、京都府「明日の名工」に認定された石井和広は、2001年に入社、現在までの23年間一貫して醸造部門に所属し、原料処理から製麹、発酵、圧搾、製成の全ての醸造工程を経験、それぞれの作業に非常に精通し、各工程での品質向上のために多くの改善を行いました。既存の製品を安定かつ高品質に製造管理するだけでなく、新しいタイプの日本酒開発にも積極的に取り組んでいます。近年では、次世代の酒造技術者の育成を心掛け、若手社員への醸造技術の伝承を積極的に行っています。これらの功績が今回、高く評価されたものです。
●明日の名工(京都府青年技能者奨励賞)
京都府内のものづくりに関わる産業(伝統産業を除く)に従事する優れた青年技能者を「明日の名工」として、京都府が表彰する制度。将来の産業基盤を支える技能者としての地位向上と技能尊重の気運高揚を目的とするもので、平成11年度から実施されています。
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