日本酒ペアリング特設コンテンツ「さけペアラボ ―料理と日本酒の方程式―」を開設

基礎から実践までを解説、研究員おすすめの組み合わせも公開

2025年12月24日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、総合研究所サイト内に、日本酒ペアリングをテーマとした特設コンテンツ「さけペアラボ ―料理と日本酒の方程式―」を開設し、本日2025年12月24日(水)に公開しました。

さけペアラボ ―料理と日本酒の方程式―
> https://www.gekkeikan.co.jp/RD/sakepair-lab/

「さけペアラボ ―料理と日本酒の方程式―」

●コンテンツの概要
料理と日本酒の相性の良い組み合わせを「ペアリング」と呼びます。本コンテンツでは、日本酒ビギナーから日常的に楽しまれている愛飲家までを対象に、「日本酒は和食に合わせるもの」といった従来のイメージにとらわれない視点から、料理と日本酒の多様な組み合わせを提案しています。「相性の良い組み合わせとは何か」「どのようにペアリングするのか」といった基本的な考え方を、研究を通じて得られた知見をもとにわかりやすく解説しています。

●コンテンツの構成
ペアリングの基本的な考え方から具体的な組み合わせ例まで、段階的に理解できるようにしています。
「料理と日本酒のペアリングって何?」では、「マリアージュ」「ウォッシュ」といったペアリングの考え方を取り上げ、なぜ相性が良いと感じるのか、その仕組みを分かりやすく紹介しています。「ペアリング一覧」では、生酒とスモークチーズ、超甘口日本酒と激辛カレーライスなど、意外性のある組み合わせを含む具体的なペアリング例を、研究員のコメントとともに掲載しています。

●開設の経緯
総合研究所ではこれまで、料理に合わせた日本酒の選び方を提案するため、独自のペアリング理論の研究に取り組んできました。その知見を専門的な内容にとどめることなく、より多くの方に気軽に楽しんでいただきたいと考え、本コンテンツを企画しました。
「さけペアラボ」という名称には、研究所(ラボ)で見つけたペアリングのアイデアやヒントを、身近で親しみやすいかたちで共有したいという意図を込めています。研究員が実際に多くの料理と日本酒の組み合わせを試し、「なぜ相性が良いのか」を科学的な視点で検証したペアリングも紹介することで、日常の食卓に新しい発見をお届けできればと考えています。

今後も当コンテンツの充実を図り、料理と日本酒のペアリングの魅力を楽しんでいただける情報を発信してまいります。

月桂冠総合研究所

1909(明治42)年、11代目の当主・大倉恒吉が、酒造りに科学技術を導入する必要性から業界に先駆けて設立した「大倉酒造研究所」が前身。1990(平成2)年、名称を「月桂冠総合研究所」とし、現在では、酒造り全般の基礎研究、バイオテクノロジーによる新規技術の開発、製品開発まで、幅広い研究に取り組んでいます(所長=石田博樹、所在地=〒612-8385 京都市伏見区下鳥羽小柳町101番地)。

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