月桂冠所蔵、吉田初三郎・作「伏見本店景観図」
京都府立京都学・歴彩館の特別展で公開

寛永行幸四百年記念 ―洛外の寛永行幸 家光の淀、尾張・紀伊藩の伏見―

2026年08月31日

月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)が所蔵する、吉田初三郎・作『伏見本店景観図』(昭和初期)が、京都府立京都学・歴彩館(京都市左京区)の令和8年度秋季特別展「寛永行幸四百年記念―洛外の寛永行幸 家光の淀、尾張・紀伊藩の伏見―」で、2026年9月12日から公開されます。

同展は、1626(寛永3)年に行われた「寛永行幸」から400年の節目を記念し、二条城行幸だけでなく、将軍・徳川家光が滞在した淀城、伏見に藩邸を構えた尾張徳川家・紀伊徳川家など、京都府内各地の動向を広域的に紹介するものです。

展示構成の中で「伏見における尾張藩と紀伊藩」では、尾張・徳川義直、紀伊・徳川頼宣と伏見との関わりを示す資料の一つとして、当社所蔵『伏見本店景観図』が展示されます。

『伏見本店景観図』は、「大正の広重」と称された鳥瞰図絵師・吉田初三郎(1884-1955)が1931(昭和6)年に制作した二曲一双の屏風です。伏見城外堀や桃山御陵、伏見稲荷を背景に、濠川沿いに建ち並ぶ月桂冠の本店や酒蔵群が描かれています。

屏風には、紀州藩伏見藩邸跡に建てられた月桂冠・昭和蔵を中心に、薩摩藩伏見藩邸跡の月桂冠・大賞蔵、尾州藩邸跡の月桂冠・北蔵などが描かれており、江戸時代の大名藩邸の地が、後に伏見の酒造業を支える土地へと受け継がれていった歴史もうかがうことができます。

月桂冠は1637(寛永14)年、初代・大倉治右衛門が伏見で創業しました。伏見は古くから街道と舟運が交わる交通の要衝であり、寛永行幸の時代にも多くの大名や要人が往来した地域でした。当社は今後も、伏見に根差した酒造業の歴史や文化の発信に取り組んでいきます。

【展覧会概要】
展覧会名:京都府立京都学・歴彩館令和8年度秋季特別展「寛永行幸四百年記念―洛外の寛永行幸 家光の淀、尾張・紀伊藩の伏見―」
会期:令和8年(2026年)9月12日(土)~11月8日(日)
※休館日:9月21~23日、10月12日、14日、11月3日
会場:京都府立京都学・歴彩館 1階展示室
主催:京都府立京都学・歴彩館
入場料:無料

※ニュースリリースに掲載している情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは、異なる場合があります。

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