5人衆

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技術部 松本明

造り手の「本気」を伝えたい!
日本酒にかける冒険心が月桂冠伝匠を生み出した。技術部 松本明

従来の日本酒は、数多くの酒販店や飲食店を通じて消費者に届けられていた。
しかし、伝匠月桂冠は従来の販売方法を採らず、日本酒にこだわる限られたお店でしか飲むことはできない。

「日本酒の味を損なわないよう、限定された飲食店での販売という流通チャネルを採用しました。最も美味しい状態で飲んでいただくため、製造での段階はもちろん、配送や店舗での保管においてもこだわっています」
技術部の松本はこう語る。

「『酒に負担をかけない』、それが伝匠月桂冠の製造における基本方針です。そのため『滓下げ(おりさげ)』もあえて行っていません」

「滓下げ」とは、酒に含まれるたんぱく質等を除去する作業のことで、通常の製成工程なら必ず行われている作業だ。
これまでとは違った方法で日本酒を造ることは、かなり勇気が必要だったのではないだろうか。

「造り手としての冒険心と言えばよいのでしょうか。どうしても酒本来の味、できたての味を皆さんにお届けしたかったんです。
しかし、滓下げを省くということは味が変化しやすくなるということ。そのため、瓶へ詰める際もこれまでとは異なる充填方法を採用しました。また、配送に関しても味の劣化を防ぐため、チルド配送にしています。さらに伝匠月桂冠を置いていただくお店にも適切な保管方法をお願いしています」

製造から流通、販売にいたるまで味わいを損なわないよう万全な体制が敷かれている。
「伝匠月桂冠は、製造に携わった造り手全てが一丸となって造り出した一本です。飲まれる方に、私達の酒づくりに対する本気の想いが伝われば幸いです。市場が伝匠月桂冠をどう受け止めてくれるか。造り手として、非常に楽しみです」

酒づくりへの挑戦心・冒険心が生み出した伝匠月桂冠。この一本に込められた想いは、酒を愛する全ての人々に伝わることだろう。