日本酒の未来をひらく実験的プロジェクト「Gekkeikan Studio」の新商品
スパイスをもろみと共に発酵させた、新しいお祝いの一杯
「Gekkeikan Studio no.8」10月5日発売
酵母の働きでスパイスの香りを変える「バイオトランスフォーメーション」に着目
お屠蘇を現代風に解釈した、軽やかでドライな味わい
2026年10月02日
月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、「Gekkeikan Studio」プロジェクトの第8弾として、「Gekkeikan Studio no.8」(720mLびん)を2026年10月5日(月)より発売します。公式オンラインショップ「月桂冠オンラインショップ本店」(www.gekkeikan-shop.jp)と月桂冠大倉記念館(京都市伏見区)にて、数量限定で販売します。
「Gekkeikan Studio no.8」は、米のもろみにスパイスを加えて発酵させた、酒税法上「その他の醸造酒」に分類される商品です。伝統的な祝い酒「お屠蘇」に着想を得て、生薬の代わりに親しみやすいスパイスを用い、発酵によって生まれる新たな香りと味わいを追求しました。
開発のテーマは、発酵によってスパイス由来の香りが変化する「バイオトランスフォーメーション」。酵母の働きによって香りの変化を引き出すスパイスと、それぞれが本来持つ香りを活かすスパイスを使い分け、軽やかでドライな味わいに仕上げました。
「Gekkeikan Studio no.8」の特徴
1)酵母の働きによる、スパイスの新しい香味
月桂冠総合研究所では、明治時代から酒造りの研究に取り組んできました。今回は、酵母が米を発酵させる働きに加え、スパイスの香りに及ぼす作用に着目し、酵母だけでもスパイスだけでもできない香りを創出しました。
仕込み時にもろみに加えた陳皮と山椒は、米と共に発酵します。スパイス由来の香り成分であるゲラニオールと、爽やかな柑橘香を持つシトロネロール、華やかな果実香を持つ酢酸シトロネリルなど、発酵による香りの変化に着目し、これらの香りを活かした酒に仕上げました。このような酵母の働きによって香り成分が変化する現象を「バイオトランスフォーメーション」といいます。
2)スパイスに合わせて加えるタイミングを変えた製法
陳皮と山椒は、酵母の働きによる香りの変化を引き出すため、仕込み時にもろみに加えました。一方、生姜、シナモン、クローブは、それぞれが持つ香りを生かすため、酒をしぼる直前に加えています。
スパイスごとに加えるタイミングを変えることで、発酵によって生まれる香りと、スパイス本来の香りを重ねました。
3)お屠蘇を現代風に解釈
お屠蘇は、一年の無病息災を願って飲まれる日本の伝統的な祝い酒です。「Gekkeikan Studio no.8」では、生薬に代わり親しみやすいスパイスを用い、発酵という月桂冠ならではの方法で現代風に解釈しました。正月の祝いの席はもちろん、誕生日や記念日など、日々の中で良いことがあったときにも楽しめる一杯を提案します。
4)味わい・飲み方
冷やして飲むと、さわやかな柑橘香と華やかな香りが調和し、軽快な味わいを楽しめます。常温では香りに奥行きが生まれ、風味がまろやかに。ぬる燗ではジンジャーや山椒を思わせるスパイス感が際立ち、奥行きのある味わいが広がります。オレンジジュース割りや炭酸水割りもおすすめです。
5)パッケージ
「Gekkeikan Studio」シリーズでは、ラベルの正面を1枚のキャンバスに見立て、お酒の味わいをイメージした意匠を描いています。今回発売の「no.8」では、お屠蘇という伝統を分解し、現代の日本酒として再構築する。プロジェクトナンバー「8」にちなみ、漢字の「八」をデザインモチーフに採用。スパイスと発酵によって香味が変容していく実験性を、文字の断片化と大胆な再構築によって表現しました。背面は研究所の試験管に貼られたシールのごとく、商品判別のための記号化されたラベルをイメージした意匠としました。
6)商品詳細
商品名:Gekkeikan Studio no.8
品目:その他の醸造酒
容量・容器:720mLびん
販売価格:3,300円(消費税込)
アルコール度数:15度以上16度未満
原材料名:米(国産)、米こうじ(国内製造)、陳皮、サンショウエキス、シナモン、乾燥ジンジャー、クローブ
販売数量:1,000本限定
発売日:2026年10月5日(月)
販売形態:月桂冠オンラインショップ本店、月桂冠大倉記念館
新しい酒の可能性を探る「Gekkeikan Studio」
「Gekkeikan Studio」は、研究開発から生まれた実験的な商品を試作段階でお客様と共有し、その声を次の商品開発に反映させていくプロジェクトです。「Studio」には「研究」や「工房」という意味があり、お客様との双方向のやり取りを通じた、親しみのあるものづくりへの思いを込めています。「Studio」には「研究」や「工房」という意味があり、お客様との双方向でのやり取りを通じて、親しみのあるものづくりを表現したいという思いから、プロジェクト名として採用しました。
第8弾では、スパイスと酵母が生み出す新しい香味に挑戦しました。
「Gekkeikan Studio」公式サイト
> https://www.gekkeikan.co.jp/gekkeikan-studio/
商品についてのお問い合わせ先:
「お客様相談室」
TEL:0120-623-561(9時~17時、平日のみ)
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