月桂冠総合研究所

美肌と発酵食品「甘酒」に関する調査

月桂冠総合研究所では、長年にわたり、酒造原料の米麹や副産物の酒粕が、いかに美容や健康への効用を発揮しているかを解明するために研究を行ってきました。その中で、酒粕分解物のペプチド、米麹に含まれるデフェリフェリクリシン、そして米麹や甘酒を用いてつくられる甘酒にも美肌効果があることを明らかにしました。
月桂冠では、1978年から「甘酒」を缶入りで発売して以来、一貫して自社の酒造りから生み出された酒粕と米麹を用いて甘酒の商品を次々に開発しています。

この度、発酵食品である甘酒の美肌効果がどの程度認知されているのか、また、世の女性が美容にどのような悩みを抱えているかを探るため、「美肌と発酵食品『甘酒』に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)。

調査結果(抜粋)

[1]美肌に関する意識について、どの程度そう思うか

全回答者(1,000名)に、美肌に関する意識について聞いたところ、「白くて透明感のある肌に憧れる」と思う割合は89.9%、「肌のハリや潤いが欲しい(取り戻したい)」と思う割合は93.0%、「化粧のノリの良い日は心まで明るくなる」と思う割合は80.9%となりました。透明感や潤いのある白い肌に憧れていて、肌の状態が良く化粧ノリが良い日は、気分が上向きになる女性が多いようです。

◆美肌に関する意識について、どの程度そう思うか 【各単一回答】

「白くて透明感のある肌に憧れる」
「白くて透明感のある肌に憧れる」と思う割合
「肌のハリや潤いが欲しい(取り戻したい)」
「肌のハリや潤いが欲しい(取り戻したい)」と思う割合
「化粧のノリの良い日は心まで明るくなる」
「化粧のノリの良い日は心まで明るくなる」と思う割合

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[2]「肌美人」が積極的に摂取する食品とは

全回答者(1,000名)に、美肌ケアに関する意識について聞いたところ、「肌の綺麗な人が言う、『特別なケアは何もしていない』は嘘だ」と思う割合が84.0%なりました。肌の綺麗な人は、何か特別な美肌ケアの方法や、肌に良い生活習慣を持っているはずだ、と感じている人が大多数となりました。

「肌の綺麗な人が言う、『特別なケアは何もしていない』は嘘だ」と思う割合

では、肌が綺麗な人はどのような生活習慣を持っているのでしょうか。まず、全回答者(1,000名)に、日頃から意識して行っている活動について聞いたところ、「菌活(=発酵食品やきのこなど、“菌”の含まれた食品を食べる・飲む)」の実施率は50.7%、「温活(体を温めて、基礎体温を上げる)」の実施率は43.2%となりました。
これらの活動の実施率について、美肌をよく褒められる人と褒められない人とで比較すると、美肌をよく褒められる人は、「菌活」が57.1%、「温活」が50.3%となり、美肌を褒められない人(それぞれ47.4%、39.6%)よりも高くなりました。肌が綺麗な人には、発酵食品などの体に良い“菌”が含まれる食品を意識的に摂取したり、基礎体温を上げるために体を温める活動をしたりと、“体の内面から美しく”なるための生活習慣を実践している人が多いことがわかりました。

◆日頃から意識して行っている活動

「菌活」の実施率
「菌活」の実施率
「温活」の実施率
「温活」の実施率

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[3]甘酒が苦手な人でも飲みやすそうな甘酒のアレンジとは

甘酒をこれから利用したいけれども甘酒の味が苦手な方には、どのようなアレンジがおすすめなのでしょうか。甘酒を月に1回以上利用する“甘酒ファン”(97名)に、“甘酒が苦手な人でも飲みやすそうな甘酒のアレンジドリンク”は何か聞いたところ、1位は「甘酒ジンジャー(しょうが入り甘酒)」35.1%となりました。しょうがの風味ですっきりとした飲み口を楽しめそうなアレンジドリンクが最もおすすめのようです。次いで、2位は「甘酒カフェラテ(ミルクとコーヒー入り甘酒)」29.9%、3位は「豆乳甘酒」28.9%が続きました。ミルクや豆乳で割ることで、まろやかな口あたりの甘酒になることがおすすめの理由なのではないでしょうか。以下、4位は「甘酒ココア」27.8%、5位は「甘酒レモネード(レモン汁入り甘酒)」24.7%が続きました。

◆甘酒が苦手な人でも飲みやすいような甘酒のアレンジドリンク 【複数回答可】

※対象:甘酒を月に1回以上利用する人 ※上位10位までを表示

甘酒が苦手な人でも飲みやすいような甘酒のアレンジドリンク

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