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紙パック

酒容器はどのように処分すればよいでしょうか?
パック、びんのリサイクル

よくいただくご質問 - [Q&A]日本酒全般

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酒類用の紙パック容器(紙パックマークが表示されたもの)を廃棄処分する場合は、牛乳パックと同じ「飲料用紙パック」の区分で排出してください。この区分でリサイクルできるのはパックの胴部で、注ぎ口とキャップのついたパック上部、パック底部は切り離し、一般ゴミとして廃棄してください。パック紙の解体には、リサイクル用のハサミを用いると比較的容易です。切り離しの際にはハサミ等でけがをしないよう十分ご注意ください。

紙パックリサイクル方法

「飲料用紙パック」は、牛乳パックと同じ回収システムでリサイクルされますが、回収ボックスには「牛乳パック回収」と表示されていることが多く、各自治体によっても処理の仕方や分別区分が異なる場合があります。自治体指定の分別区分、販売店などの回収方法に従って排出してください。

酒類用の紙パックとリサイクル

酒類用の紙パックの原料として、主に紙パルプが使われていますが、アルコール分を含む液体を詰めるため紙単独では品質や強度が保てないことから、内面に樹脂層とバリア層を組み合わせた5層構造になっています。このバリア層にシリカやアルミナを用いる容器は、「飲料用紙パック」としてリサイクルが可能です(バリア層にアルミを使っている容器は「紙製容器包装」の区分で、別途リサイクルすることが必要です)。

酒販店による酒類用の紙パックの回収拠点「エコ酒屋」

商品を購入された酒販店が、紙パック容器の回収拠点「エコ酒屋」に登録されている場合には、使用済みの紙パック容器を「洗って、開いて、乾かして」持参することで、リサイクルに協力できます。酒販店による酒類用の紙パックの回収拠点「エコ酒屋」の登録は、現在、全国で450店を超えています。一部のスーパーマーケット・生協・飲食店チェーンなどでも回収に取り組まれています。

また、灘・伏見地区の酒造メーカーでは、「灘・伏見地区酒パック循環システム」を立ち上げ、紙パックの充填時などに発生した損紙を製紙原料として再利用することに取り組んでいます。「飲料用紙パック」「紙製容器包装」、いずれの区分のパックにも一括して対応しており、再生業者は限られていますが、紙パルプ、ポリエチレン樹脂、ペット、アルミなどを分離することにより、リサイクルが可能となっています。例えば月桂冠では、「祝米大吟醸720ミリリットルびん詰」のケースなどの原料として、回収された紙パックや工場損紙を使用しています。

ペーパーバック▲ペーパーバック(写真)、酒の1本入り専用ケース(祝米大吟醸720ミリリットルびん詰)などに、酒パックの再生紙を使用している

びんのリサイクル

一升びんやビールびん、「R」マークが刻まれたびんなど再使用可能な「リターナブルびん」は、酒販店などを通じて回収され、びん業者による洗びんを経て、メーカーで再利用されています。一升びんは、酒類では日本酒のほか焼酎・みりん・果実酒、食品では醤油・食油・食酢・ソースなどの商品で利用されています。
リターナブルびんとして指定されていないその他のびん(調味料・嗜好飲料・栄養剤など)は、資源ごみとして排出された後、処理施設で色ごとに分別され、溶かして再びガラスびんや建築資材などにリサイクルされています。

【参考・引用文献】
  • 酒パックリサイクル促進協議会『酒パックリサイクル促進協議会便り』 Vol.5 (2011年9月1日)
  • 日本酒造組合中央会 『日本酒読本』 (1996年)
  • 横尾耕一 「アルミ付飲料用紙パックのリサイクル推進について」 『包装技術』 (2007年2月号)
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