
酒を使う料理-常夜なべ(じょうやなべ)-
飲み方・使い方を知る - 料理と楽しむ
豚肉とホウレンソウだけのシンプルでヘルシーな鍋料理です。出汁に日本酒をたっぷり入れるのがおいしさの秘訣。ビタミン豊富な豚肉とホウレンソウをたくさん食べられます。「常夜なべ」とは、一晩中食べても飽きないことから名付けられた、との説もあります。
常夜なべの作り方
材料(2人分)
- 豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用、薄切りであればOK) 200~300g
- ホウレンソウ 1~2把
- 日本酒 2カップ
- だし昆布 適量
- 生姜、にんにく(お好みで) 適量
- タレ:ポン酢またはゴマだれ 適量
- 薬味(お好みで、もみじおろし、すだち、きざみねぎなど) 適量
作り方
- 豚の薄切り肉は、一枚ずつはがしておく。
- ホウレンソウは根元からよく洗う。根を落として半分にちぎる。
- 土鍋に2カップの水を入れ、軽く汚れを拭いて切り込みを入れた昆布を入れてしばらく置く。
- 3.の土鍋を火にかけて、煮立つ直前に昆布を取り出す。
昆布の代わりに、皮をむいた生姜とニンニクを一かけずつ入れると、ひと味違った風味に。 - 日本酒2カップを入れてしっかり煮立てる(酒に弱い人のためにしっかりアルコールをとばす)。
- しゃぶしゃぶの要領で豚肉に火を通し、お好みの薬味を添えタレにつけて食べる。
- ホウレンソウは食べる分ずつ鍋に入れ、火が通ったらすぐに食べる(ホウレンソウはあまり煮すぎないようにしてください)。
- 浮いてくるアクはこまめにすくってください。これをまめにすくえば、あとは手のかからない美味しい鍋料理となります。
- 冬には燗で、夏には冷やした日本酒と一緒にどうぞ。