[酒粕レシピ]
シンプルで簡単便利―酒粕漬・和え物―
飲み方・使い方を知る - 料理と楽しむ
酒粕を使って、シンプルで簡単便利に、酒粕漬や和え物を作ってみませんか。ここでは、「基本の粕漬」「ポテトサラダ」を紹介します。
まずは「基本の粕漬」(写真)から。
基本の粕漬
魚介の粕漬
材料(2人分)
- ホタテ貝柱 4個
- 魚の切り身(生鮭、サワラ、鯛など) 2切れ
- 塩 小さじ1/2
(A) 酒粕 300g
砂糖 大さじ5
味噌 大さじ3
みりん 大さじ2
塩(できれば粗塩)
小さじ2/3 水 大さじ2~3
作り方
- 粕床を作る。
耐熱容器にAを入れて軽く混ぜ、ラップなしで電子レンジで1分30秒加熱する。
取り出してよく混ぜ、冷ましておく。 - ホタテ、魚に塩をふって10分おき、水気を拭く。
ラップに1を大さじ2~4のばし、ホタテ、魚をそれぞれのせ、上に大さじ2~4塗り、1切れずつラップに包む。
冷蔵庫で3~4時間漬ける(3~4日くらいまで保存可能)。 - フライパンにアルミホイルを敷き、酒粕をこそげた2を並べ、中火で2~3分焼く。
ホタテを取り出し、ホイルごと返して2分焼き、ふたをして弱火にし、さらに2分蒸し焼きにする。
食べやすい大きさに切っていただく。
野菜の粕漬
材料(2人分)
- セロリ 1本
- きゅうり 1本
- にんじん 1/2本
- みょうが 2個
- 粕床(「魚介の粕漬」と同様) 適量
作り方
- 野菜の全面に粕床を塗り、ラップに包む。
冷蔵庫で3~4時間漬ける(3~4日くらいまで保存可能)。
酒粕をこそげ、食べやすい大きさに切っていただく。
ポテトサラダ
材料(2人分)
- じゃがいも 1個(150g)
- にんじん 小1/4本(30g)
- ゆで卵 1個
- きゅうり 1/2本
- 塩 適宜
- こしょう 少々
- 砂糖 小さじ1/2
(A) 酒粕ペースト 大さじ2
マヨネーズ 大さじ1と1/2
プレーンヨーグルト 大さじ1と1/2
作り方
- じゃがいもは皮をむいて1cm角に切り、すぐ水に漬ける。
にんじんは皮をむき、薄いいちょう切りにし、じゃがいもと一緒に柔らかくゆで、水切りする。
じゃがいもだけ鍋に戻し、動かしながら空いりし、粉ふきいもの状態にする。
熱いうちにつぶし、塩少々、こしょう、砂糖を加えて混ぜる。 - ゆで卵は粗みじんに切る。
きゅうりは端を少し切り落として薄い輪切りにし、塩少々をふり、しんなりしたら水気をよく絞る。 - ボウルにAを合わせてよく混ぜ、1、2を加えてさっくり和える。
- 【関連リンク】
出典
月桂冠株式会社・監修 『月桂冠社員の酒粕レシピ』
株式会社KADOKAWA メディアファクトリーBC
酒粕は万能調味料として、和・洋・中のさまざまな料理のほか菓子・ドリンクなどに幅広く使えることを計74のレシピにより紹介。月桂冠社員が実践してきた料理をはじめ、社員が家族に学んだ知恵などをもとに、「おかず」「麺・ごはん」「酒の肴・酒粕漬け・和え物・万能だれ」「おやつ・ドリンク」の各項に分け、料理研究家・樋口秀子さんの協力によりまとめました。料理に少し加えるだけで味わいに深みが増し美味しくなることや、発酵で生じた多様な成分を摂り入れられることなどがわかります。手軽・シンプル・簡単に酒粕を用いて定番の料理をランクアップし、日々の食事を美味しく健康的に楽しんでいただくことを目指しています。